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トップ産業・仕事農林業お知らせ> ヤマビルにご注意ください

ヤマビルにご注意ください

ヤマビルについて

  ヒルには吸血する種類と、吸血しない種類がいます。住宅地域で見かける頭が扇型のヒルはコウガイヒルと呼ばれ、吸血しない種類です。それとは別に、登山やハイキング、キャンプ等に出かけた際に、陸上でヒルに吸血されることがあります。これがヤマビルです。

  鹿沼市内においても、林業従事者などからヤマビルによる吸血被害が報告されています。

  体長は3~5cmですが、ゴムのように伸縮自在の体です。頭部と尾部に吸盤があり、それを使い移動して生き物によじ登り、吸血します。 

 ヤマビルの写真で濃い茶色、背中に三本の黒い線が入っている                    吸血中のヤマビルの写真

ヤマビル(濃い茶色、背中に三本の黒い線)       吸血中のヤマビル

 

ヤマビルのいる場所

   ヤマビルの多くは、山林の歩道や獣道に生息しており、野生動物(イノシシ、シカなど)が通る場所に多く生息しています。水田や沼にいるチスイビル(灰緑色)とは違い、陸上で活動します。

   一般的には4~10月の間は活発に活動しており、 日陰の湿った環境が生息に適しています。冬季の12~2月の間は土中、石の下などで越冬します。

生き物に反応しているヤマビルの写真

 生き物に反応しているヤマビル

 

吸血被害を防ぐための対策等

(1)  ヤマビルが反応するもの

以下のものに反応して、ヤマビルは接近してきます。約1m/分と意外に早く動くことができ、特に雨上がりの日は活発に活動するため、注意が必要です。

ヤマビルが反応するもの

  • 生き物の体温
  • 炭酸ガス(呼気)
  • 振動(歩いたりする動き)
  • 光の動き
  • におい

 

(2)  服装や行動に注意する

  ヤマビルは少しの隙間からでも侵入します。登山やハイキング、キャンプ等に出かける際には、次のことに注意しましょう。

  • 這い上がってくるので、上着の裾はズボンに入れる。
  • 必ず靴下(網目の細かくて長いもの)を履き、靴下の中にズボンの裾を入れて、長靴を履くようにする。
  • ヤマビル用の忌避剤を長靴や衣類にスプレーする。
     ※忌避剤や虫除けスプレーにディート(虫除け効果のある薬剤)が含まれる製品については、乳児等への使用は十分ご注意ください。
  • 歩行中、こまめに足元などを確認する。(複数で行動する際にはお互いに確認しあう)
  • 休憩等で腰を下ろす際には、周囲にヒルがいないかどうか足踏み等をして確認する。

 

(3)  周辺環境の手入れ

  ヤマビルを簡単に全滅させることは困難ですが、生息しにくい環境にしたり、これ以上増やさないためには、以下の方法があります。

  • 草刈や落ち葉かき等をして、日当たりや風通しを良くすることで、ヤマビルの生息しにくい環境を作る。
  • 動物によるヤマビルの持ち込みを防ぐために、農地や家屋の周辺にシカ柵やイノシシ柵を設置して侵入を防ぐ。
  • 有害鳥獣の捕獲等によってシカやイノシシ等の生息数を減らしていく。
    また、殺ヒル剤や殺ヒル効果のある薬品を散布することも、一時的には効果的なヤマビル対策となりますが、上記の対策を継続的に進めていくことが、被害を防ぐためには重要となります。

 

吸血された際の対処法

(1)  ヤマビルに吸血されたら

  ヒルに吸血されないように注意していても、どこかから入り込まれて吸血されてしまうことがあります。その際には、次の(1)~(4)の手順で対処しましょう。

  1. ヤマビルを取り除く。(無理やり引っ張らなくても、塩や虫除けスプレー等をかければ剥がれます)
  2. 取り除いたヤマビルを処分する。(塩や虫除けスプレー等をかける。ハサミで半分に切る)
  3. 傷口をつまんで、ヒルが吸血する際に出す唾液成分(ヒルジンなど)を搾り出し、きれいな水等で洗い流す。
  4. 虫刺され薬やかゆみ止めを塗り、絆創膏などを貼る。

上記のa.~d.を行って、引き続きかゆみなどの症状が良くならない場合には、皮膚科の医師にご相談ください。

 

 

 

 

 

参考文献

神奈川県「ヤマビル対策マニュアル」


掲載日 平成24年9月5日 更新日 平成28年9月30日
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