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【ご参加ありがとうございました】かぬまふるさと大使パネルディスカッション

【市制70周年記念】かぬまふるさと大使パネルディスカッション

去る84日、市民情報センターにて市制70周年記念として、かぬまふるさと大使の皆さんにご登壇いただくパネルディスカッションを開催しました。

パネリスト

(敬称略)
 
 
柳田邦男 柳田 邦男氏[ノンフィクション作家]
主な経歴 『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞など受賞多数
平野早矢香 hiranosayaka-2[卓球指導・解説者、スポーツキャスター]
主な経歴 ロンドンオリンピック女子団体銀メダルなど受賞多数
水樹涼子 水樹  涼子氏[作家]
主な経歴 06年県文化協会文化奨励賞受賞など創作、受賞多数
 
※当初、プロサッカーコーチの黒崎久志さんも出演予定でしたが、鹿島アントラーズのコーチに就任され、スケジュールの都合上、今回の出演は見送ることとなりました。

(参考:かぬまふるさと大使について)
 

その他出演者

・コーディネーターとちぎテレビアナウンサー:若林芽育(鹿沼市出身)
・講評鹿沼市長:佐藤 信
 

ディスカッション

テーマ1鹿沼の魅力を上げるには

水樹氏
新国立競技場に、「鹿沼の木材」が使われると知った時から、木だけに、気になるようになりました。故郷の山で育ったスギやヒノキが、文字通りのひのき舞台に出ていくわけですから、本当に誇るべきことだと思います。
また、鹿沼市が全国でいち早く「いちご市」を宣言し、「いちごいちえ」という素敵なイメージコピーでPRしていることは知っています。しかし、鹿沼だろうと真岡だろうと、栃木県はいちご王国、「いちご一同」という風、一丸となってPRしていって欲しいなと思います。
平野氏
特産品である「さつき」は、日本の文化を感じることができ、なにより鹿沼と名が付く「鹿沼土」が欠かせません。「さつき」は、鹿沼の名をつけて「鹿沼のさつき」として発信していくことで、日本全国だけではなく、世界に、その魅力が伝わるのではないかと感じています。
 
柳田氏
鹿沼の魅力というと、「まちの人達が温かい」と感じます。鹿沼に対するイメージを、より現実的にこれからの市のあり方に結び付けて考えたいと思います。
一つは「全国いちごコンクール」開催です。鹿沼がコンクールを開催することで、鹿沼いちごの知名度を上げ、商品を通して全国に隆盛をもたらすきっかけをつくる。それがまた鹿沼の温かさであり、これからの繋がりであると思うのです。
二つ目は鹿沼大発見巡回バスです。鹿沼の彫刻屋台や日光例幣使街道の杉並木、鹿沼の地質など、意外に知られていないけれど文化的、歴史的な価値の高いものを巡回バスで巡る。観光だけでなく、歴史を学び、地元の人と観光客が一緒に乗る。そんな事をやったらどうかと思います。
 

テーマ2:住みたい、住みやすい街とは

平野氏
私はいろいろな場所を転々とするような生活をしていたのですが、自然が豊かで心が落ち着き、ゆったりと過ごせるところが鹿沼市の素晴らしさなのではないかと思いますし、子どもたちの成長には、自然と触れ合えることは非常に大切なことだと思っています。
また、2013年から続く平野早矢香杯卓球大会では、700人以上の小中学生が遠く県外からも集まっていただいています。スポーツイベントやさつき祭り、花火大会など、いろんな方が気軽に集まれるイベントがあると、より鹿沼の良さ、素晴らしさというものを感じてもらえ、もっともっと鹿沼市に住みたいという方が増えるのではないかと思います。
 
柳田氏
地方に行くと地元の新聞を見ることが楽しみです。そこには、まちおこしのヒントが山ほどあります。そういう情報を集め、分析し、行政にフィードバックする「まちおこし情報センター」を提案したいと思います。
先日、東京新聞のトップに福島県矢祭町の記事が掲載されました。人口6千人足らずの町ですが、元気な子どもの声が聞こえるまちづくりを目指しています。その子育て支援の中で私が特に関わって応援しているのは、絵本を中心とした心の発達支援です。子どもたちの心がのびやかに発達し感性が育つ、考える力が育つ、生まれた子がどう育つかというところまで全部展望した上での子育て支援が、鹿沼市でも必要だと思います。
 
水樹氏
私のキーワードは「木使い、気遣い、Wきづかいのまち」です。建築物などに緑のインフラ、木材を使うことと同時に、目に見えにくい精神的なことも気を遣ってほしいなと思います。それは、立場の弱い人、女性、その中でも特に妊産婦の方や働く母親に対してです。
鹿沼市は両方の「きづかい」ができるまちとして、誰もが高い意識を持ったまちづくりができたらいいなと思います。
 

テーマ3:これからの大使の活動

柳田氏
絵本の読み聞かせは、子どもの心の形成発達、感性や言葉の力そういったものを育てるのに非常に大事です。「絵本は心育てのバイブル」として活動をしていますが、あまり他のまちばかりでやっていないで、鹿沼市にも来ないといけないなかなと思っております。
 
水樹氏
私の願望なのですが、「鹿沼里山ローマン街道」という、ミニロマンチック街道のような観光スポットを緩やかに繋いでいくプロモーションができたらいいなと思っています。いちご農園や観光ガーデン、オーガニックレストラン、グランピング場、そういう自然をコンセプトにした施設を、その間に里山の風景とかを盛り込みながら一つに繋げて、活性化できたらいいなと思っています。
 
平野氏
東京オリンピック・パラリンピックが近づいて、スポーツ界が非常に盛り上がっていますので、やはりスポーツは素晴らしいということを、伝えるという立場で携わりたいと思っています。また、これからいろんな勉強をして、スポーツを通して地域活性化に何か貢献できないかということを考えています。
 
 
 

質問:「県外の方から鹿沼市についてどんな事を聞かれる事が多いですか?」

柳田氏
私から積極的に言います。私は栃木県の鹿沼という所の生まれで、云々と。「日光の近く」と言うとやっと納得した形になります。日光をひっかけないとなかなかイメージしてもらえないということですが、日光はとても大事な所だし、その宿場町でもあった鹿沼もとても大事。この千年、二千年、ここで生まれ育ち、そして何かを残していった先祖の作ってきたこのまち。産業があり、文化があり、人の思いがあり、心がある。
 
水樹氏
名刺を出すと、「しかぬま?」と言われてしまうのです。悲しいかな知名度が残念ながら無いので、やはり日光に託けて、日光が奥座敷みたいな所だとすれば、鹿沼は茶の間みたいにあったかくて、いい所ですよという話をします。
 
平野氏
私は大阪に14年ほど住んでいましたが、関西の方に行きますと、知っている方はちょっと少ないですね。関東圏の方ですと、「あのさつきマラソンの」「鹿沼カントリー倶楽部の」「にらそばの」なんて言う方もいらっしゃいます。
 
※当日アンケートで寄せられた質問は大使にお送りさせていただきました。
 

市長講評

それぞれ考えさせられるところが非常に多く、三名の皆様に本当に感謝を申し上げたいと思います。はじめにいちごの話ですが、いちご市宣言をしたことで、いろいろな所に刺激をしたなと思っています。真岡市がいちごサミットをやるのは本当にいい事ですし、栃木県もいちご王国として色々な取り組みが始まり全体的な底上げに繋がっている。これも戦略です。

柳田先生の「まちおこし情報センター」は非常に貴重な提言です。職員には「他市の事例を見習え」とよく言います。全国各地が同じような課題を抱える中、独自の素晴らしいアイディを出すのは難しい。少なくとも下野新聞から他の自治体ではこんな事をやっているという情報を集め、比較する習慣をつけないと。昔の公務員は堅実に、着実に、公平公正に決められた仕事をやっていれば良かったかもしれないが、今は駄目、50点。自分のやっていることに改善点は無いのか?今やっていることはこれでいいのか?考え、実行することが求められています。その為に、先生が言われた中心になる所というのは必要かなという風に思いました。

水樹先生の観光スポットを繋ぐアイディアは大変いいと思います。若い人たちの中でも話が出たのが、例幣使街道です。世界中どこに行ってもあれだけの大木、巨木が、延々と繋がる並木というのは無いと思います。自転車を使って例幣使街道を走ったら多分すごいのではないか。そういった事を考えている人達がどんどん出てきているというのはまた心強い限りです。

平野さんのオリンピックに向けてスポーツを通してのまちの活性化というのは非常に重要な事だと思います。最近は栃木ゴールデンブレーブスを応援しています。なぜかと言うと、象間運動公園の練習試合の帰りに役所に寄って頂いたとき「運動公園でやってみてどうだったですか?何か気づいたことはありますか?」と、こちらが一歩下がったつもりで聞きました。すると選手が「私たちは野球をやらせてもらえるそのことが感謝なので、私の方からあの球場が良いとか悪いとかこうして欲しいとかそんな事を言う立場にはございません」と言ったのです。その一言でゴールデンブレーブスが好きになってしまいました。そういった一言一言、ましてやその道のプロを目指して頑張っている皆さんの心意気や謙虚な気持ちにも感動しましたし、そういった事がまたスポーツの良さなのかなと思いますで、これからもぜひスポーツを通したまちづくりにお力添え賜れればと思います。

大変貴重なご意見、お話をお聞かせ願ったこと感謝申し上げます。ありがとうございました

 

このイベントの成果

大使のみなさんは全国・世界で顕著な功績を持つ各分野のトップランナーです。その豊かな見識から語り合っていただく本市の魅力や将来像などを通し、市民の皆さんにも郷土への愛着や誇りを再認識できました。

また、70周年という節目の年に、大使の皆さんにも改めて本市に対する思いを深めていただき、今後さらに本市の魅力と実力を広くPRしていただけると期待しています。
 

関連情報

平野早矢香さんのブログ
平野早矢香さんインスタグラム
若林芽育さんのブログ

 
 

掲載日 平成30年9月12日
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総務部 鹿沼営業戦略課 シティプロモーション係
住所:
〒322-8601 栃木県鹿沼市今宮町1688-1(本館 3階)
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