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異物

氷を作ったとき、氷の中央部が白く不透明になる

原因

水道水中にはミネラル分が含まれており、これが適度に水の味を良くしています。水が凍るときには外側から水の部分が徐々に凍り、水に溶けていた空気やミネラル分が中央部に集められる現象が起こります。そのため、でき上がった氷の中央部は白く不透明になってしまいます。 
 

安全性

白く不透明な部分は空気やミネラル分ですから、問題ありません。ミネラル分とは、人体に必要な、カルシウム、マグネシウム、リン、ケイ酸などの鉱物性栄養素のことです。厚生労働省の「第6次改訂日本人の栄養所要量」では、カルシウムが成人男子は1日700mg、成人女子は1日600mg、マグネシウムが成人男子は1日310mg、成人女子は1日250mg、リンが成人1日700mgです。  

 

氷が解けた後に、白いものが残る

原因

水道水中にはミネラル分が含まれており、これが適度に水の味を良くしています。水が凍るときには外側から水の部分が徐々に凍り、水に溶けていた空気やミネラル分が中央部に集められる現象が起こります。そのため、でき上がった氷の中央部は白く不透明になってしまいます。そして、氷が解けた後、空気は大気中に飛んでしまいますが、ミネラル分の一部は水に溶けない物質に変化しているので、白い物質として残ります。ただし、氷の凍らせ方によってはミネラル分が氷の表面に集り、水に浮かべた瞬間に白い綿状で氷の表面から出てくる場合もあります。  

安全性

白い物質はミネラル分ですから問題ありません。  

 

やかんなどの底に白いものができる

原因

水道水の中には、ミネラル分が含まれており、適度に水の味を良くしています。このミネラル分は水が蒸発してもあとに残ります。このため、容器を洗ったのち、完全に水をふき取っておかないと、水分の蒸発後、容器の表面に白いはん点ができます。これが繰り返されて、幾分厚みのある白い付着物になります。また、やかんやポットを空炊きしたときや、水のつぎ足しの繰り返しでこの現象が促進されることがあります。  

対策

硬いタワシや布類でこすったりせず、洗剤を使って柔らかいスポンジ等で洗ってください。使用後は水を入れたままにしないで、乾燥させてください。また、空炊きにも注意してください。  

安全性

白い付着物はミネラル分ですから問題ありません。  

 

アルミニウム製の鍋、やかんなどの内面に白いものができる

原因

アルミニウムは、鉄などと同様に容易に腐食されます。このため、メーカーでは製造時にアルマイト加工を行い、アルミニウムの表面に被膜を作り腐食をふせいでいます。この被膜は非常に薄く、タワシやクレンザーなどで洗浄、または通常の使用によっても剥がれてしまうことがあります。露出したアルミニウムは空気中及び水中の酸素と反応して、白い水酸化アルミニウムとなります。この現象は、アルミサッシなどに白いはん点ができるのと同じです。  

対策

アルミニウム製の鍋ややかんは空炊きしたり、水道水をつぎ足しながら使用しないでください。また、中に水や食物を入れたまま放置しないようにして使用後はよく洗い水気を拭き取り、乾燥させてください。硬いタワシや布類でこすったりせず、洗剤を使って柔らかいスポンジなどで、洗ってください。また、空炊きもアルマイトの被膜をいためるので、注意してください。  

 

アルミニウム製やかんで、白いフワフワしたものが出る。

原因

アルミニウムは、鉄などと同様に容易に腐食されます。このため、メーカーでは製造時にアルマイト加工を行い、アルミニウムの表面に被膜を作り、腐食を防いでいます。この被膜は非常に薄く、たわしで強くこすったり、空炊ぎや急激に加熱されたときなどのショックで亀裂が入ることがあります。その露出したアルミニウムが水中の酸素と反応して白いフワフワした水酸化アルミニウムを作ります。  

対策

硬いたわしや布類でこすったりせず、洗剤を使って柔らかいスポンジなどで洗ってください。使用後は水を入れたままにしないで乾燥させてください。また、空炊きにも注意してください。  

 

蛇口のまわりに白いものができる

原因

水道水中には、適度に水の昧を良くするミネラル分が含まれています。このミネラル分は水が蒸発すると、後に付着して残ります。蛇口部分は水にぬれたり、乾いたりを繰り返していますので、その部分にミネラル分か付着して、徐々に白くなっていきます。特に給湯用の蛇口は水温が高く蒸発しやすいため、この現象がよく見られます。  

対策

水を使用している場所では、常に、目に見えない細かい水滴が飛び散っています。ミネラル分の付着を防止するには、水滴が付いていない箇所も含めた、水回りの手入れをこまめにすることが必要です。  

 

加湿器の蒸気吹き出しロなどが白くなる

原因

水道水中には、ミネラル分が含まれています。このミネラル分は水が蒸発すると、後に残ります。超音波式加湿器の蒸気吹き出しロは常に霧状の水にさらされているため、細かい水滴の付着と乾燥が繰り返され、ミネラル分か付着して残り、徐々に白くなっていきます。また、超音波式加湿器の場合、吹き出し口方向にある家具などにも、同じような現象がよく見られます。  

対策

加湿器を使用している場所では、常に、目に見えない細かい水滴が飛び散っています。ミネラル分の付着を防止するためには、加湿器の吹き出し口だけでなく、その周辺の家具などを含めて、手入れをこまめにすることが必要です。  

 

蛇口から白い砂のようなものがでる

対応

おそらく水道管内の塗料の一部ではないかと思われますが、調査してみないと判りません。早速調査に伺います。(どの様なものか、何時頃からか、連続して出るのか又は断続的か等を尋ねると同時に、異物の保管方を依頼し、速やかに現地調査を行う。現地においては、調査時点でも異物が出るかどうか蛇口より採取し、確認する。また、試験結果が出るまではとりあえず蛇口に清潔な布、ガーゼ、異物ネットなどを取り付けて使用してもらうようにする。)  

原因と対策

白い異物がシールコートと判明した場合は、早急に配水管内の異物を取り除くよう、排水作業を実施します。シールコートとは塩化ビニル系またはアクリル系の水に溶けない材質で、水道管の内面を保護している塗装剤です。まれに蛇口から検出されることがあります。  

安全性

難溶解性の物質であるため、飲み込んでも体内では溶解せず胃腸をとおして体外へ排出されるので、健康上心配ありません。  

参考

シールコートはダクタイル鋳鉄管の錆止め用として施されているモルタルライニングの表面を保護する目的で、昭和42年度から採用しています。そのうち、平成元年度まで使われていた表面に膜を形成する旧タイプのシールコートが、剥離を起こしやすく管底に溜まることがあります。安仝性については、大学や研究所へ委託した毒性試験(マウス実験)により、問題ないことが確認されています。  

 

容器に水を入れておくと、水面のヘリが薄茶色になる

原因

水道水の中には、適度に水の味を良くするミネラル分が含まれております。水が蒸発するときには水分のみが蒸発しミネラル分は残ります。このため、容器に水を入れたまま長時間おくと水分が蒸発し容器のへりにミネラル分か付着して残ります。これが繰り返されて白くなりますが、鉄分が若干多くなると薄茶色を帯ぴることがあります。  

安全性

薄茶色の付着物はミネラル分ですから問題ありませんが、空気中の雑菌が繁殖している可能性もあります。そのため、長時間おいてあった水は飲用しないでください。 

 

黒色の微細片が出る

圧力タンクを使用している場合

原因

受水タンク以下装置加圧ポンプや直結増圧ポンプに使われている圧カタンク内隔膜ゴムやダイヤフラムのゴムが劣化し、栓の開閉操作を行った際に、ゴムが砕けて微細片となって出てくるのが原因です。多くの場合、なかなか沈まず浮いており墨汁のように見えます。なかには米粒大の黒いスポンジ片のようになって出てくることもあります。  

対策

早急にポンプや圧力タンクのオーバーホールおよびダイヤフラムを交換する必要があります。なお、黒い水は多くの場合、水栓の開閉時に一時的に出るものですから、しばらく流しきれいになってから飲用してください。  

パッキンが劣化している場合

原因

止水栓、給水栓に使われているパッキンのゴムが劣化し、栓の開閉操作を行った際に細かく砕けて出てくるのが原因です。  

対策

早急にパッキンを交換する必要があります。なお、しばらく流しきれいになってから飲用してください。  

シングルレバー式混合水栓を使用している場合

原因

台所用シングルレバー混合水栓の接続にエチレンプロピレンゴム(EPDM)を内面ライニングしたフレキシブル管を使用した場合に、それが劣化し、混合水栓の開閉操作を行った際に細かく砕けて出てくるのが原因です。ただし、全ての混合水栓から発生するわけではなく、ごく一部の混合水栓から、使用開始2~3年の夏場に主に発生しています。  

対策

台所に設置したシングルレバー式混合水栓は、レバー部から流し台下のフレキシブルホースまで一体型となっていますので、混合水栓全体を交換する必要があります。なお、現在国内製造されているほとんどの台所用シングルレバー式混合水栓は、フレキシプルホース内面の材質がエチレンプロピレンゴムから熱可塑性樹脂に変更されています。  

 

キラキラ光る異物

原因

コーヒーサーバーやサイフォンなどの耐熱ガラス製品やガラス製の魔法びんで起きるこれらの現象は、一般にフレークス現象として知られているものです。原因は、水中のミネラル分であるマグネシウムとケイ酸が高温水(85℃以上.の湯)中で反応し、ケイ酸マグネシウムとしてガラス面に付着し、お湯の使用後ガラス面が乾燥するという使用状況の中で、この生成反応が数回繰り返された後、水中に剥離したものです。ガラスを構成している成分のケイ酸や酸化ナトリウムなどのうち、ナトリウムが高温水中に溶けると、水のpHが高くなり、反応がより起こりやすくなります。また、ナトリウムが溶け出た後に、残ったケイ酸と水中のマグネシウムが反応すると、ガラスが白く曇ることもあります。  

対策

フレークスが生じてしまった容器は、10倍に薄めた食酢を入れブラシ等でよくこすり、洗ってください。また、フレークスを生じさせないためには、容器を使用のつどよく洗うようにしてください。  

安全性

フレークスは体に吸収されないうえ、ミネラル分なので飲んでも害はありません。 

 

浴槽にヌルヌルしたものが浮く

原因

入浴後の浴槽の水には、皮膚からのあかや石けんカスなどが含まれており、これらが養分となって浴槽は雑菌の繁殖しやすい状態にあります。こうした雑菌は、浴槽の手入れのしにくい場所に、ヌルヌルした膜状の付着物となって繁殖し、しだいに大きなかたまり(いわゆる湯あか)に成長していきます。これが浴槽に水を入れたときや風呂釜に点火したときのショックや沸かし過ぎなどによって、剥がれ出てくるのか原因です。  

対策

湯あかは浴槽だけでなく、風呂釜や、ユニットバスの浴槽と風呂釜をつなぐゴム製のジャバラ部分などにも発生するので、こうした所についても、時々市販の湯あかを取る洗剤などにより清掃してください。また、浴室内の手桶の底やスノコの裏などがヌルヌルする場合も同じ原因ですので、こまめに清掃してください。  

 

油膜状の浮遊物

臭いはないが、亜鉛めっき鋼管を使用しており、油膜状のものがある場合  

原因

給水管に亜鉛めっき鋼管を使用した場合には、時々このような現象が見られます。油膜状のものは、亜鉛めっき鋼管から溶け出した亜鉛が化合物をつくり、水の表面に浮き、油膜のように見えるのが原因です。 
 

臭いはないが、容器に水を入れておくと油膜状のものができる場合  

原因

油膜状のものは、空気中にある小さなほこりが汲み置きした水の表面に落ちて、膜状になったのが原因と考えられます。  

 

その他

原因

お客さまは異物が蛇口から流出したと思い込んでいる場合が多いのですが、実は異物が外部から蛇口の中に飛び込んだり、外部から容器に入り込むことや蛇口そのものが腐食して剥がれ出した場合などがあります。  

参考事例 

  • 蛇口から異物が流出したとの苦情が寄せられ、分析した結果、スルメの足の破片でした。これは前の日に料理をしたとき、スルメの破片が蛇口に飛び込み、そのままになっていたものがふやけて、翌日蛇口を開いたときに水と一緒に流出したものと判明しました。
  • 蛇口から白い異物が流出したとの苦情が寄せられ、分析した結果、当日大掃除のためカレンダーを処分していたことがわかりました。そのカレンダーの切れ端が水道水を受けた器に付着しており、水道水を器に入れたとき、浮き上がったことが判明しました。
     
  • 保健所から、レストランの厨房の直結給水栓から雑菌が検出されたとの通報があり、調査した結果、流し台の水面と蛇口の差があまりなく、残飯や油がはねて蛇口の中に入り込み、そこに雑菌が繁殖したのが原因と判明しました。
     
  • 蛇口からキラキラ光る異物が流出したとの苦情が寄せられ、分析した結果、蛇ロの材質と成分が一致したことから、蛇口が腐食し一部が剥がれていたことがわかりました。蛇口表面の腐食はすぐ気がつきますが、蛇口の内側についている整流板の老朽化は分かりにくい場合がありますが、蛇口の前後で異物を採取してみれば分かります。この時は、蛇口を交換してください。  

掲載日 平成22年10月27日 更新日 平成28年10月6日
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