このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS

【ムササビ珈琲ベース〜自家焙煎珈琲豆のお店〜】時間を作ってでも行きたい鹿沼のお店④

時間を作ってでも行きたい鹿沼のお店も第4弾となりました。

 

今回ご紹介するお店は、主に日曜日のみ営業の自家焙煎珈琲豆のお店です。

 

場所は森の中。

焙煎方法は、片手鍋。

初めて伺った時、三人いたお客さんと店主さんは全員同じ苗字。

 

どうですか?

興味が湧きましたか?

 

それでは、一つ一つご紹介しましょう。

 

場所は鹿沼市板荷。

 

地図でもわかる通り、森の中にあります。

(1)地図 

といっても、道は綺麗に舗装されていて、

周りには民家も数軒、建っています。

 

こちらがムササビ珈琲ベースさんです。

ログハウス風の建物に煙突。

珈琲屋さんにぴったりのビジュアルです。

 

(2)店舗

 

実は元々、公民館だったこの建物。

この場所に溶け込んでいるので、ずっと珈琲店だったかのようです。

 

目の前には川が流れています。

ログハウス風の建物に自然溢れるこの風景。

とても癒されます。

 

(3)川

↑三度目に伺った時には桜が咲いていました。

ムササビ珈琲ベースさんの周辺では、季節ごとに自然を感じることができます。

 

それではさっそくムササビ珈琲ベースさんをご紹介しましょう。

(4)店舗店主さん

↑初めて伺った日の写真

 

ドアを開けるとまずカウンターがあり、店主の福田さんがいらっしゃいました。

このムササビ珈琲ベースさんは、店主さんお一人で切り盛りなさっています。

 

平日は本業のお仕事がある為、お店は日曜日のみのオープン。

(時々、他の日もオープンあり。ムササビ珈琲ベースさんのInstagram参照)

土曜日は準備日となっているそうです。

 

時間を作ってでも行きたい鹿沼のお店第4弾のムササビ珈琲ベースさんも、なかなかレアなオープン日で興味が湧きます。

 

(5)店主さん珈琲

 

令和6年9月4日にお店を登録したムササビ珈琲ベースさん。

私が初めて伺った日は、令和6年10月19日。

 

この日は焙煎した三種の珈琲豆がありました。

ムササビ珈琲ベースさんは珈琲豆屋さんですが、店主福田さんが焙煎した珈琲を試飲させてもらえます。(試飲300円2025.4月現在)

もちろん、焙煎した珈琲豆は購入することができます。

 

(6)珈琲豆購入

↑ 以前、ムササビ珈琲ベースさんで購入させてもらった珈琲豆です。

袋を開けた時の良い香りがたまりませんでした。

 

(7)珈琲

まずはこちらの一杯目。

香りがとても良く、とてもまろやかな飲みやすい珈琲でした。

 

(8)試飲

こちらは飲んだ瞬間はガツンとした味わいですが、飲み進めるとすっきりとした珈琲でした。

チョコレートなどと、あうそう。

とても美味しかったです。

 

珈琲を飲みながらテーブルをよく見ると、何やら文字が。

 

(9)机

机に文字が彫ってありました。

ムササビ珈琲ベースさんが使っているテーブルは、廃校になった学校から譲り受けた机だったのです。

書いてある文字を見ると、最近のアイドルのグループ名も書かれています。

この机が最近まで学校で使われていた証拠ですね。

なんだか心をくすぐります。

 

味がある机で美味しい珈琲を試飲させていただけるなんて、とってもレア。

 

(10)片手鍋焙煎

そして、こちらもレア。

福田さんは、これら3つの片手鍋で珈琲豆を焙煎しています。

 

片手鍋で焙煎、なんだか難しそう。

実際に片手鍋で焙煎するにあたり大切な事をお聞きしました。

 

︎温度を保つ。

︎火加減が大切(強火でも弱火でもダメ)。

︎鍋を温めるカセットコンロが夏と冬で温度が変わるので調整する。

︎珈琲焙煎記録を日々付けている。

︎鍋は焙煎直後は温かいので、ローテーションして鍋を変える。

 

この様に、様々なことに気をつけて焙煎を行っています。

一つ気になったのが"珈琲焙煎記録"

 

(11)珈琲焙煎記録(12)ノート(2)

↑ 福田さんの珈琲焙煎記録

 

記録をみせていただいて、びっくりしました。

分単位で記録されているものもありました。

このように、美味しい珈琲を淹れるため、日々研究されているんですね。

 

ここまで手間をかけて片手鍋で焙煎するのはどうしてなのか、お聞きしました。

 

片手鍋での焙煎は、笑顔を作れるそうです。

豆との会話

豆との時間を経て

じっくり焙煎した珈琲豆。

 

飲んだ人が"美味しい"と笑顔を作れる珈琲豆を

片手鍋で作る事にこだわっています。

 

こうして出来た珈琲を試飲させていただいた時には、美味しさはもちろん、深みのある味わいに感じられました。

 

ここで、ムササビ珈琲ベースさんのお店の名前の由来などをお聞きしました。

 

(13)インストラクター名札

 

福田さんはBUSHCRAFT(ブッシュクラフト)のインストラクターの資格を6年前に取得しました。

ブッシュクラフトとは、自然の中での生活の知恵や技術を総称する言葉で、

︎火おこし

︎クラフト

︎ロープワーク

︎野営

 

などの講座を受けて、福田さんはインストラクターになりました。

いわばアウトドアのプロフェッショナルです。

 

(14)手作りスプーン

↑このように、お手製のスプーンを作るのもお手のもの。

福田さんが製作した唯一無二のスプーンは、デザインもとても素敵です。

 

そんなインストラクターの資格を持つ福田さん、

︎以前の職場である栃木県民の森は、野生の動物であるムササビの保護施設でもある。

︎キャンプの指導員(ディレクター)の資格を東京都の高尾山で取得。

その際、ディレクター仲間に珈琲を出したところ、高尾にもムササビが出るとのことで、ディレクター仲間とムササビ珈琲ベースと命名。

 

この経緯から、ムササビ珈琲ベースという名前がついたそうです。

名前の由来をお聞きし、仲間がたくさんいる福田さんのお人柄を垣間見る事ができました。

 

 

そんなムササビ珈琲ベースさんに初めて来店した時も、他に3人のお客さんがいて、それぞれ試飲をしていました。

みなさん顔見知りのようで、福田さんのお仲間のような雰囲気。

一緒にお話しさせてもらいました。

 

お互い自己紹介すると、店主さん含めて全員が福田さん。

しかもみなさん他人です。

他人ですが、みなさんこのムササビ珈琲ベースさんのある板荷地区に住んでいる方々でした。

 

(15)店内

↑よく見ると、店内にはソファなどがあり、くつろげる雰囲気です。

 

同じ地域仲間である福田さん達は、とても楽しそうに雑談をしながら珈琲を飲んでいました。

 

店主の福田さんは、このお店を地域で集まれる場所になればと考えているそうです。

そのため、公民館だったこの建物を活用し、焙煎場と珈琲豆屋さんにしましたが、のちのちは喫茶店にしたいとも考えているそうです。

 

(16)店内店主さんふたたび

↑カウンター奥の部屋もいずれかは、ワークショップを開いたり、クラフト物作りをする場所に。

 

もちろんムササビ珈琲ベースさんにはお仲間の他に、いろいろなお客様が来店します。

︎地域の人

︎インスタグラムを通じて来店する人

︎キャンプ仲間

︎ブッシュクラフト仲間

︎バイクのツーリングの人

 

このような方々が福田さんの片手鍋焙煎珈琲を求めて、森の中のレアな営業日を目掛けてやってきます。

なんだかとっても良いですよね。

 

(17)珈琲豆

 

最近では定期的に豆を購入する常連さんもいます。

好みの豆を仕入れ

好みの焙煎をしてお渡しするそうです。

まさに、スペシャル珈琲。

 

週一回営業の地域の中継地点である

ムササビ珈琲ベースさん、いかがでしたか?

 

店主福田さんのお話を聞いていたら、

今後、素敵なコミュニティになりそうでわくわくしました。

週末ごとに通いたくなりそうですね。

 

みなさんもぜひ一度、森の中の癒しの珈琲店を訪れてみてはいかがですか?

 

時間を作ってでも行きたい鹿沼のお店、4店舗ご紹介しましたが一旦これにて終了です。

しかし、また魅力的なお店を見つけたら、時間を作ってでも行きたいと思います。

 

image0

 

それでは、また!

 

ムササビ珈琲ベース

鹿沼市板荷4640

■Instagram

@musasabi_coffee_20240904

 

ライター  mari.mari


掲載日 令和7年6月6日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
総合政策部 いちご市営業戦略課 シティプロモーション係
住所:
〒322-8601 栃木県鹿沼市今宮町1688-1(行政棟 3階)
電話:
0289-63-0154
FAX:
0289-63-2143
Mail:
(メールフォームが開きます)