鹿沼市地球温暖化対策地域推進計画
鹿沼市地球温暖化対策地域推進計画
基本方針
温室効果ガス排出量を削減するためには、家庭、事業所、市の各主体が役割分担し、環境負荷の少ない低炭素社会の実現を目指していく必要があります。
方針1:省エネルギー型ライフスタイルの推進
家庭・事業所での温室効果ガス排出量を削減するためには、各主体が日常生活や事業活動の中で、節電、エコドライブ等の省エネルギー型ライフスタイルを推進していくことが必要です。また、各主体が積極的に低燃費自動車や高効率機器の導入に努めることが重要です。
市は、一人でも多くの方に、日常生活の中でできる省エネルギーを実践してもらうために、省エネ方法等の情報提供や啓発活動を積極的に行います。
方針2:クリーンエネルギーの利用推進
各主体は、太陽エネルギー等のクリーンエネルギーを有効利用することにより、可能な限り化石燃料依存型のエネルギー消費社会からの脱却に努めることが重要です。
市は、太陽光発電や太陽熱温水器、クリーンエネルギー自動車などの導入に関する情報提供を行います。また、市民や事業者により多くのクリーンエネルギーを導入してもらうための仕組みを検討します。
方針3:循環型社会の構築
循環型社会の構築に向けて、各主体がそれぞれの役割分担のもと、3Rを基本とし廃棄物の排出抑制・再使用・再利用に努めることが重要です。
市は、環境に配慮したエコ商品やリサイクルに関する情報提供を行うとともに、物を大切にする行動や意識向上を推進します。
方針4:地域環境の整備・改善
森林や緑地などの植物は、二酸化炭素を吸収する機能を有しているため、適切な保全や創出を行うことが重要です。また、市街地においての緑地は、暑さを緩和する効果があるため、エネルギー需要の低減が見込まれます。そのため、各主体が、積極的に緑化や森林の整備に努めることが重要です。
市は、森林の整備や緑化を推進するとともに、自転車利用の促進や公共交通機関の効率的な活用を行うための環境を整備・改善します。
事業者としての市の取組
市は、自らが大規模な事業活動の実施主体であり、環境への負荷を与えています。そのため、市では自ら行う事業活動に対して独自の削減目標を設定し、率先して環境に配慮した行動を行っていきます。
市の事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減のための方針
- 市は、自ら行う事業活動の中で生じる環境への負荷を低減するために、市民に率先して環境に配慮した行動をとります。
- 地球温暖化対策の推進を図るため、市の活動に係る温室効果ガスの総排出量を把握し、その排出を抑制します。
- 環境への負荷を低減するために職員の意識向上を図ります。
- 市が率先して環境配慮行動をとることにより、市民や事業者へ環境配慮行動が波及することを期待します。
- 市が排出する温室効果ガスの抑制のため、冷暖房用高効率機器への更新やクリーンエネルギーの検討を行います。
鹿沼市地球温暖化対策地域推進計画(PDF 1,022 KB)
実績