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夏季企画展「川上澄生の北米体験」展

 本展では、川上澄生の青年期における北米での放浪体験にクローズアップします。
 1917年10月、青山学院高等科を卒業し、進路を保留していた澄生は、父親の勧めを受けて横浜港を発ち、カナダへと向かいます。
カナダ・ビクトリアでは父の知人宅に滞在し、その後アメリカ・シアトル、そしてアラスカと、一年ほどの間北米大陸を転々とし、様々な体験をしました。
 とりわけ、アラスカ最西端のヘレンディーン・ベイにある鮭缶詰工場で働いた3か月間は、過酷な労働の日々であり、社会の現実に向き合う時間となりました。19世紀末から、カナダやアメリカへ渡る日本人が急増し、1910年代にはアメリカへの移民は8万人にも及んだといいます。異なる境遇からアラスカでの生活を選んだ仲間との交わりを経て、澄生は社会の現実を目にし、自らの進路に思いを馳せたことでしょう。
 また、北米の自然風景も、忘れがたい記憶を残しました。大自然を見つめ、湧き出てきた詩情はスケッチや原稿となり、帰国後も創造の糧となっています。
 23歳の夏、多感な時期を慣れない環境で過ごした時間は、澄生に内省の時間を与えました。カナダ・アラスカ時代の日記からは、人生の目標や人間関係の悩みに真摯に向き合う姿が見て取れます。
 本展では、大正期の澄生の活動が窺われる資料群、北米放浪時代に目にした風景をもとに描かれた日記(翻刻版)、スケッチや版画作品、書籍を紹介します。帰国後、アメリカ在住の友人に宛てた手紙も初公開し、青年・川上澄生の心の機微をたどります。
川上澄生《アラスカ・ウナラスカ港》1926(大正15)年
川上澄生《アラスカ・ウナラスカ港》1926(大正15)年

とき

平成29年7月8日(土曜日)~10月1日(日曜日)
午前9時から午後5時(最終入館は午後4時30分まで)

ところ

川上澄生美術館 2階展示室

休館日

月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)、7月18日(火曜日)、9月19日(火曜日)

入館料

一般300(200)円、高校・大学生200(100)円、小・中学生100(50)円
()内は20名以上の団体料金
  • 毎週土曜日は小中学生入場無料。
  • 第3日曜日は家庭の日のため中学生以下のお子様連れのご家族は無料。
  • 障がい者手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料。
  • 9月1日(金曜日)は洋燈忌のため入場無料。

関連イベント

解説つきで展覧会をご覧いただけるイベントを定期的に開催しております。
事前申し込みは不要ですので、どなたさまもお気軽にご参加ください。
※企画展チケットが必要です。

館長と楽しむ作品鑑賞会

平成29年7月8日(土曜日)午後2時から2時30分まで

担当学芸員によるギャラリー・トーク

平成29年7月15日(土曜日)、8月19日(土曜日)、9月9日(土曜日)午後2時から2時30分まで

 

掲載日 平成29年6月1日 更新日 平成29年8月2日
【アクセス数
【このページについてのお問い合わせ先】
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 川上澄生美術館
住所:
〒322-0031 栃木県鹿沼市睦町287-14
電話:
0289-62-8272
FAX:
0289-62-8227
Mail:
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