今年は日本が終戦を迎えて70年目に当たります。

  この節目の年を迎え、戦争を知らない世代を中心とした方々に「戦争の悲惨さ」を改めて知っていただき、「平和の尊さ」を次の世代に伝えていくため、8月10日から24日までの2週間、市民情報センターにおいて、「戦後70年戦争の記憶展 ～未来へつなぐ平和への願い～」を開催します。

  記憶展では、今ではなかなか見ることのできない戦時下の鹿沼市の様子を伝える貴重な写真や、友好都市である東京都墨田区が被災した東京大空襲の体験画のほか、市内中学生の広島平和記念式典派遣事業の写真展示を行います。

  また、関連イベントとして、8月17日、市民情報センターにおいて、「広島平和記念式典派遣事業報告会」を開催します。

  本市では、平成9年から毎年、市内の中学生を広島平和記念式典に派遣しており、これまで、264人の生徒が平和の尊さについて学んできました。

  今年は、この事業に参加した20人の中学生の皆さん一人ひとりが広島で  見たこと、感じたことを自分の言葉で力強く発表する様子を広く一般公開いたします。

  これらのイベントは、開催時期が夏休み期間中でありますので、ぜひ、小中学生の皆さんや、そのご家族の方に足を運んでいただき、「平和の尊さ」についてご家庭で話をするきっかけにしていただきたいと思います。

 

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