この度、鹿沼市商店会連合会と鹿沼商工会議所との共催で、お店の店主やスタッフが講師となり、プロならではの専門的な知識や技術を伝授する講座「鹿沼得する街のゼミナール」、略して「鹿沼まちゼミ」を、1月21日から2月28日まで開催します。

  「まちゼミ」は、愛知県岡崎市の商店街から始まり、『売り手よし、買い手よし、世間よし』の「三方よし」の商店街活性化事業として、全国各地に広がっている取組みであり、栃木県では初めての開催と伺っています。

  鹿沼市商店会連合会の皆さんは、まちゼミ発祥の地、岡崎市から講師を招いて勉強会を重ね、準備を進めてこられました。商店街を取り巻く環境がますます厳しくなっている中で、商店街の強みを活かし顧客目線に立ったこの取り組みは、商店街、ひいては地域の活性化に大きな効果をもたらすものと期待しています。

  今回の講座の内容は、寝具店による「安眠のための枕選び」や、ペットショップによる「ペットのマッサージ講座」など、バラエティーに富んだものになっており、30の店舗で、合計34講座が開催されます。

  基本的にそれぞれの店舗を会場として、1時間から2時間程度、少人数で行います。材料費が必要な講座もありますが、参加費は無料で、誰もが気軽に参加することができるように、お店からの売り込みなどは一切行わないことがルールとなっています。普段はなかなか聞くことができない専門知識や商品情報、「プロのコツ」を知ることができる、またとないチャンスです。

  参加申し込みは、1月18日から各店舗で受け付けますので、この機会に、ぜひ、鹿沼のお店の魅力を発見していただきたいと思っています。

  また、本日午後7時からまちなか交流プラザで、岡崎市から講師をお招きして、まちゼミ開催前の最後の勉強会を開催するとのことです。

  記者の皆様には、ぜひ足を運んでいただき、商店街の皆さんの意気込みを取材していただければと思います。

（担当課：産業振興課／0289-63-2182）