本市では、園芸王国かぬまを推進するため、いちごの新規就農を希望する方に、昨年4月から2年間の研修を実施しています。
現在5名の研修生が就農を目指し、汗を流しているところですが、今回、平成31年4月からこの研修に参加する、3期生を募集します。
研修は、酒(さけ)野谷(のや)にある「出会いの森いちご園」で行い、土づくりから育苗(いくびょう)、定植(ていしょく)、収穫に至るまで、全ての栽培技術を習得できるほか、「とちおとめ」・「とちひめ」・「スカイベリー」など品種の異なるいちご栽培の体験ができます。
また、直売・観光農園・系統出荷が体験できるだけでなく、2年目には、1人1人に研修用ハウスを割り当て、就農後と同様の実践研修を行うことで、研修終了後のスムーズな就農につながると考えています。
さらに、就農時には、農地の借入の斡旋や、ハウス整備に対する支援、経営相談など、関係機関が一体となり全面的にバックアップを行います。
試算では、ご夫婦で約20アールの経営を行う場合、1,000万円を超える収入が見込めます。
募集対象者は、18歳から55歳までの、いちごによる新規就農を希望する方で、研修終了後は、鹿沼市内で就農することを条件とし、募集人数は4名です。
なお、平成30年9月23日（日曜日）に、いちご定植作業が体験できる研修会を開催しますので、いちご新規就農に興味のある方の参加をお待ちしています。