今月31日に、鹿沼市民文化センターで、「MIM（ミム）実践交流会」を開催します。
MIMとは、子どもがスムーズに学習できるよう、異なる学力層の子どものニーズに合わせ、段階的に指導する方法であります。
児童が、「おうさま、こおり」といった「長音(ちょうおん)」や、「いしゃ、きんぎょ」といった「拗音(ようおん)」、などの特殊音節を理解できず、学びにつまずいてしまうと、文章を正確に素早く読むことや読解力を身につけることが難しくなり、ほかの教科や日常生活に影響を及ぼすことがあります。
そこで、本市では、平成26年度から市内の全小学校に「MIM」を導入し、特殊音節を正しく理解することで、語彙(ごい)を増やし、その後の学習がスムーズに行えるよう、各学校において工夫をしながら実践を重ねています。
今回の交流会では、「MIM」の開発者である海津(かいづ)亜希子(あきこ)先生をお招きし、市内3校の実践を発表します。
さらに、昨年度より本市小学校外国語活動の指導法として取り入れている「ジョリーフォニックス」と「MIM」の併用による本市独自の先進的な取り組みについて発表いたします。
本市の実践をもとに、全国の教職員が交流し、児童の学力向上につながることを期待しています。
 

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