本市では、平成29年度に「いちご」、30年度には「にら」の新規就農支援のための研修制度を創設いたしました。今回、令和4年4月からの各研修生を募集いたします。
「いちご」は、「出会いの森いちご園」で2年間行い、特に2年目は、一人ひとりが自分の研修用ハウスで自ら栽培し、出荷までを体験できる実践的なメニューが用意されております。
また、「にら」は、市内の生産者による指導と、県の「就農準備校とちぎ農業未来塾」を併用した研修を1年間行い、基礎から一連の栽培技術を学べます。
どちらの研修も、市内はもちろん、移住を想定した市外からの参加者も対象です。また、国の就農支援制度の対象となることに加え、就農時に必要なハウス設備に対する補助や、農地取得・借入に向けたサポートなど、支援が充実しておりますので、新規就農を考える方にはおすすめの研修制度です。
特に「いちご」の研修では、これまで9名が研修を修了し、いちご農家として独立することができました。そのうち市外や県外から鹿沼に移住した5名の皆さんも、就農後の継続した指導を受けながら、すっかり地元に定着し、経営安定に向けて頑張っております。
農業経験は問いません。「本気で農業で稼ぎたい！」という熱い想いを持った方を、お待ちしております。