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「エミール・ツビンデンと川上澄生展」スイスで開催~美術館が開館以来 初の海外展!~(2022.5)
このたび川上澄生美術館では、スイス・ベルン州にあるインターラーケン美術館からの要請を受け、川上澄生の版画作品を貸し出すこととなり、6月18日~8月28日に、同地にて「エミール・ツビンデンと川上澄生展」が開催されます。
エミール・ツビンデンは、澄生とほぼ同時代に活躍したスイスの木版画家です。2人に面識はありませんが、街の中で暮らす人々やその生活を描くこと、対象をデザインのように捉えること、装幀や挿絵などの仕事をしていたこと、という共通点があります。
昨年の夏、日本在住のスイス出身のお客様が当美術館に来館の際、澄生作品に感激し、故郷のインターラーケン美術館に2人展を提案したことが契機となり、本展覧会の実現に至りました。
美術館から貸し出す作品は、「南蛮船図」「銀座」など代表作40点を予定。海外に作品を貸し出すのは、平成4年に美術館が開館して以来、初めてのこととなります。
これを機にヨーロッパにおける澄生作品の認知度が高まることを願うと共に、世界も視野に入れた当美術館のPRをより強化してまいります。
担当課・問い合わせ先
川上澄生美術館/0289-62-8272
掲載日 令和4年5月26日