○鹿沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例
鹿沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例
第1条 非常勤の消防団員(以下「団員」という。)の定員、任免、給与、服務等については、この条例の定めるところによる。
一部改正〔昭和52年条例21号・54年9号・60年11号・平成14年18号・17年28号・20年19号〕
第3条 消防団長(以下「団長」という。)は、消防団の推薦に基づき市長が任命し、その他の団員は、次の各号のいずれにも該当する者のうちから市長の承認を得て団長が任命する。
(1) 本市の区域内に居住し、又は勤務する者その他消防団の活動を適切に行うことができる者であって特に任命する必要あると団長が認めるもの
2 前項の規定にかかわらず、支援団員の要件は、次の各号のいずれにも該当する者であることとする。
(1) 所属する分団の管轄区域内に居住し、かつ、直ちに出動できる者
一部改正〔昭和44年条例28号・平成14年18号・17年28号・27年20号〕
第4条 次の各号のいずれかに該当する者は、団員となることができない。
(2) 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその執行を受けることがなくなるまでの者
(3) 第6条の規定により免職処分を受け当該処分の日から2年を経過しない者
(4) 6月以上の長期にわたり居住地を離れて生活することを常とする者
一部改正〔昭和57年条例23号・61年14号・平成12年1号・27年20号〕
第5条 団長は、団員が次の各号のいずれかに該当する場合においては、その意に反してこれを降任し、又は免職することができる。
(2) 心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
(3) 前2号に規定する場合のほか、団員に必要な適格性を欠く場合
(4) 定員の改廃又は予算の減少により過員を生じた場合
2 団員が次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、その身分を失う。
(1) 団員(支援団員を除く。)にあっては、第3条第1項第1号に該当しないこととなったとき。
(2) 支援団員にあっては、第3条第2項第1号又は第2号に該当しないこととなったとき。
(3) 前条各号(第3号を除く。)のいずれかに該当するに至ったとき。
一部改正〔昭和54年条例9号・平成12年1号・14年18号・27年20号〕
第6条 団長は、団員が次の各号のいずれかに該当するときは、懲戒処分として戒告、停職又は免職の処分をすることができる。
(1) 消防に関する法令又は条例若しくは規則に違反したとき。
(2) 職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。
(3) 団員としてふさわしくない非行があったとき。
一部改正〔昭和54年条例9号・61年14号・平成12年1号・14年18号〕
第7条 分限及び懲戒に関する処分の手続については、その旨を記載した書面を当該団員に交付して行わなければならない。
第8条 団員は、団長の招集によって出動し、職務に従事するものとする。ただし、招集を受けない場合であっても、水火災その他の災害の発生を知ったときは、あらかじめ指定するところに従い直ちに出動し、職務に従事しなければならない。
第9条 団長又は団員が10日以上居住地を離れる場合は、団長にあっては市長に、その他の者にあっては団長にその旨を届け出なければならない。ただし、特別の事情のない限り団員の半数以上が同時に居住地を離れることはできない。
第10条 団員は、職務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする。
第11条 団員は、消防団の正常な運営を阻害し、又は著しくその活動能率を低下させる等の集団的行動を行ってはならない。
2 機関員として自動車等の運転若しくは整備に従事する団員又は警鐘員として警鐘・サイレンの打吹鳴に従事する団員に対しては、前項の報酬のほか、次に掲げる報酬を支給する。
一部改正〔昭和46年条例19号・48年27号・49年21号・50年22号・52年21号・54年9号・56年13号・61年14号・63年13号・平成2年17号・4年15号・6年16号・9年24号・14年18号・18年29号〕
第13条 団員が水火災、警戒、訓練等の職務に従事する場合においては、次により費用を弁償する。
2 前項に定めるもののほか、団長又は団員が公務のため市外に旅行した場合には、費用弁償として旅費を支給する。ただし、日当については、栃木県外に旅行した場合に限り支給するものとする。
3 前項ただし書の規定にかかわらず、栃木県内(本市の区域を除く。)に宿泊を伴う旅行をした場合には、次項の規定による日当定額の2分の1に相当する額を支給する。
4 第2項本文の規定により支給する旅費の額は、次に掲げる区分に応じ、それぞれに定める額とする。
(1) 団長及び副団長
鹿沼市職員の旅費に関する条例(昭和45年鹿沼市条例第32号。以下「旅費条例」という。)に定める6級以上の職務にある者相当額
(2) 分団長、副分団長、部長、班長及び団員
旅費条例に定める5級以下の職務にある者相当額
一部改正〔昭和46年条例19号・48年27号・54年9号・56年13号・60年11号・61年14号・平成2年17号・4年15号・6年16号・9年24号・14年18号・17年4号・28号・18年29号〕
第14条 団員が公務により死亡し、負傷し、若しくは疾病にかかり、又は公務による負傷若しくは疾病により死亡し、若しくは障害の状態となった場合においては、その団員又はその者の遺族若しくは被扶養者に対し損害を補償する。
2 公務災害補償の額及び支給方法については、栃木県市町村消防団員等公務災害補償条例(平成18年栃木県市町村総合事務組合条例第31号)による。
一部改正〔昭和57年条例23号・61年14号・平成18年42号〕
第15条 団員が退職した場合においては、栃木県市町村非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例(平成18年栃木県市町村総合事務組合条例第32号)により、その者(死亡による退職の場合には、その者の遺族)に退職報償金を支給する。
一部改正〔昭和57年条例23号・平成18年42号〕
第16条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める。
2 鹿沼市消防団条例(昭和29年鹿沼市条例第9号)は、廃止する。
3 鹿沼市消防団定員条例(昭和29年鹿沼市条例第8号)は、廃止する。
4 鹿沼市消防団給与条例(昭和29年鹿沼市条例第10号)は、廃止する。
この条例は、昭和46年4月1日から施行する。ただし、第13条第2項の改正規定は、昭和45年6月20日から適用する。
1 この条例は、昭和61年4月1日から施行し、改正後の第13条第2項の規定は、昭和60年12月24日から適用する。
2 改正後の第13条第2項の規定は、昭和60年12月24日以後に出発した旅行から適用し、同日前に出発した旅行については、なお従前の例による。
この条例は、公布の日から施行し、改正後の第12条及び第13条第1項の規定は、平成9年6月1日から適用する。
2 第1条の規定による改正後の鹿沼市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例第3条、第2条の規定による改正後の証人等の実費弁償に関する条例第3条、第3条の規定による改正後の鹿沼市職員の旅費に関する条例第17条及び第4条の規定による改正後の鹿沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例第13条の規定は、この条例の施行の日以後に出発する旅行から適用し、同日前に出発した旅行については、なお従前の例による。
2 改正後の第13条の規定は、この条例の施行の日以後に出発する旅行から適用し、同日前に出発した旅行については、なお従前の例による。
この条例は、公布の日から施行し、第2条の規定による改正後の鹿沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の規定は、平成18年4月1日から適用する。