医王寺本堂内春日厨子
(いおうじほんどうないかすがずし)
室町時代
康応2年(1390)
県指定(昭和48年1月12日)
鹿沼市北半田1250
東高野山医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分
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宗教法人医王寺
医王寺本堂内春日厨子は、かつて本尊を安置していたと言われる旧厨子で、現在は、講堂内に弥勒菩薩坐像(県指定)を納めて安置されています。
総体が漆塗りで、観音開きの両扉内側には、菩薩と神将らしき仏画が描かれていたあとが残っています。
内部の天井に、康応(こうおう)2年(1390)の墨書銘があることにより、室町時代初期制作の貴重な文化財で あることが知れます。特に台座の格座間(ごうざま)の操(刳り)形には、当時の簡素で力強さを備えた特徴がよく現れています。