木造 聖観音菩薩立像
(もくぞう しょうかんのんぼさつりゅうぞう)
江戸時代
像高57.8cm
鹿沼市指定有形文化財(彫刻)
指定年月日:昭和62年9月30日
鹿沼市久野寄居1477
リーバス口粟野線「久野丁字路」下車、徒歩17分
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久野地区
寄居の聖観音菩薩立像は、像高57.8センチメートルの彩色像です。その容貌から宋風の影響がみられ、衣紋線の溝の彫りも浅く、14世紀以降の作品と推定されます。体部左右から内刳り(うちぐり)してあり、 一木で造られていると思われます。 現在の表面の色彩は後補で、当初は素木像であったようです。また、台座・光背は江戸期になって作られました。