天神坐像
(てんじんざぞう)
平安後期~室町時代 (12C~14C)か
一木造彫眼彩色
像高65.4cm、髪際高49.5cm、袖張(最大幅)32.0cm、坐奥(最大奥)15.0cm
鹿沼市指定有形文化財(彫刻)
指定年月日:平成10年2月27日
鹿沼市下粕尾621
リーバス上粕尾山の神線「寒沢入り口」下車、徒歩3分
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天満星宮神社
天神坐像は、桧材の一木造り彫眼の彩色像です。珍しい三面の神像であり、面長の顔は三面ともに怒りの相を表し、頭頂に巾子冠をいただく。縫腋袍を着し、胸前で別製の笏を持ち、正坐する。
背面に「先宮小権現糟尾為願成、干時宝亀元庚戌年当所仰鎮守」の銘文があるものの、制作年代はそこまで遡らず、顔の彫りなどから室町末期と推定されています。