双体道祖神(田ノ端)
(そうたいどうそじん)
1764年 江戸時代
総高63センチメートル
市指定(昭和45年5月1日)
鹿沼市上粕尾
JR鹿沼駅より新鹿沼駅前経由リーバス口栗野線「粟野支所入口」下車(約30分)。さらにリーバス上粕尾山の神・馬置線に乗換え「上粕尾発光路」下車。
発光路自治区
双体道祖神(上粕尾発光路田ノ端)は、明和元年甲申天十一月吉日(1764)の建立銘があり、年代が明確なものとしては県内最古のものです。握手形の双体道祖神で総高は63センチメートルです。
道祖神は、旅人を守ると共に男女和合の神として信仰され、これは、「天孫降臨」の神話に伝えられています。
粕尾の双体道祖神は信濃(長野県)から上野(群馬県)を経て伝えられたと考えられますが、粕尾で確認されるまでは、栃木県にはないと考えられていました。
市内には、明和元年(1764)から天保(1834)に建立された粕尾地区のもの8体と、その他、深程の1体があります。