鹿沼今宮神社祭の屋台行事
(かぬまいまみやじんじゃさいのやたいぎょうじ)
江戸時代
国指定(平成15年2月20日)
今宮神社氏子町
今宮神社
JR鹿沼駅前「鹿沼駅前」・東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」からバス「久保町」下車50メートル
案内図は、鹿沼今宮神社祭の屋台行事案内図のページをご覧ください。
鹿沼いまみや付け祭り保存会
今宮神社の付け祭りの記録として現在残っている最も古いものは、安永(あんえい)9年(1780)の仲町(なかまち)に見られます。最初は簡単な踊り屋台(やたい)の上で踊りや狂言を演じていたのですが、時代とともに華美になり、文政(ぶんせい)(1827)・天保(てんぽう)(1841)の両改革によってこれらの取り締まりが強化されることになりました。そのため屋台を彫刻で飾ることに力が注がれ、絢爛豪華な彫刻屋台が完成し、付け祭りの主体が屋台の繰り込み・繰り出しとなりました。明治15年(1882)には付け祭りの屋台繰り込み・繰り出し・神輿巡幸習俗の基本が制定され、その後大正年間にかけて盛大に行われてきましたが、太平洋戦争によって中断しました。しかし近年、氏子町内の付け祭りにかける熱意により、再び盛んになり、今日に至っています。
※開催日および見学については、鹿沼市観光物産協会(0289-60-6070)へお問い合わせください。