板荷のアンバ様
(いたがのあんばさま)
江戸時代
市指定(平成2年3月31日)
板荷
日枝神社
東武新鹿沼駅前「東武新鹿沼駅」からリーバス小来川森崎線「板荷コミセン前」下車300メートル
案内図は、板荷のアンバ様案内図のページをご覧ください。
大杉神社氏子
3月の第1土曜日・日曜日にアンバ様の鎮座した神輿(みこし)が板荷地域全戸を回り、悪病除け、家内安全を祈願する行事です。神殿形式の神輿は大杉(おおすぎ)神社として、板荷宮内の日枝(ひえ)神社境内に鎮座しています。板荷のアンバ様は、常陸(ひたち)国河内郡桜川村阿波(あば)に祀られる本社大杉神社の祭神(大物主神(おおものぬしのかみ))の分霊を、江戸時代に勧請(かんじょう)したものです。「アンバ様」は阿波が変化した言葉であるともいわれ、神輿に安置された由緒書や座布団などの墨書によると、安政(あんせい)年間(1854から1859)かそれ以前から今日まで、150年以上も伝えられてきました。旧来の形態を損なうことなく、板荷全地域こぞって行われる貴重な行事です。
※開催日程および見学については、鹿沼市観光物産協会(0289-60-6070)へお問い合わせください。