判官塚古墳
(はんがんづかこふん)
古墳時代
[現状]全長60.90m・後円部径31.30m・前方部幅39.15m
後円部高さ5.15m・前方部高さ4.73m
玄室長さ4.09m・同奥壁幅2.50m・同高さ1.40m
羨道の長さ(現存)1.68m
鹿沼市指定史跡
指定年月日:昭和36年12月12日
北赤塚町895
東武楡木駅から3.5km
案内図は、判官塚古墳案内図のページをご覧ください。
個人(共有)
前方部が発達した典型的な古墳時代後期の中型の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、市内では最大級の古墳です。後円部には主体部となる横穴式石室(よこあなしきせきしつ)が南南東に開口し、羨道(せんどう)の一部が破壊されている以外は完全な形で残っています。石室は両袖(りょうそで)形、両側壁(そくへき)は河原石を積んで造られていて、玄室(げんしつ)の奥壁には巨大な石が据えられ、玄室の天井は長方形の2枚の巨石で覆われています。九郎判官源義経(よしつね)をはじめ、塚名の由来について、いくつかの伝説が伝わっています。