勝願寺の地蔵けやき
(しょうがんじのじぞうけやき)
推定樹齢600年
樹高14.0メートル・胸高周囲5.9メートル
枝張り東西13.0メートル 南北14.0メートル
(昭和58年11月測定)
県指定(昭和47年10月24日)
油田町995
JR鹿沼駅・東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」から口粟野行きバス
「南摩支所前」下車400メートル
案内図は、勝願寺の地蔵けやき案内図のページをご覧ください。
勝願寺
地蔵けやきは、勝願寺参道の東側に生え、 2体の小さな地蔵が空洞化した幹内部に祀られています。これはその昔洞内で亡くなった母子2人の霊を弔ったものと伝えられます。通常のケヤキ(ニレ科)は、まっすぐ伸びた主幹が途中で枝分かれし、箒(ほうき)状の特有の形状を示しますが、本株は幹の内部が空洞化したため、樹皮が内側に巻き込まれ、あたかも数本の木が癒着したかのような奇観を呈しています。