尾出山神社のモミ
(おでやまじんじゃのもみ)
推定樹齢 350~400年
樹高 約30m
目通周囲 4.56m
市指定(平成24年4月26日)
鹿沼市上永野1883-2
リーバス上粕尾山の神線「大越路」下車、徒歩2時間
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宗教法人尾出山神社
「尾出山神社のモミ」は、別名「与洲のモミ」とも呼ばれ、尾出山神社境内(上永野与洲)の社殿に向かって左側にあり、神社の御神木として地域で大切にされてきたものです。
このモミは、尾出山神社の社殿造営による岩盤掘削以後に生えたものと思われ、天正10年(1582)と伝えられる神社の創建から考えて、樹齢は350~400年と推測されます。杉林下方の急な斜面に生え、下が岩盤で、日当たりも悪いなか、根張り・下枝の繁茂も良く、いまも樹勢は旺盛です。
本種の天然記念物指定は県内では少なく、鹿沼市内でも最大のモミであることから、天然記念物として指定されました。