賀蘇山神社大杉切株
(がそやまじんじゃおおすぎきりかぶ)
市指定(昭和57年10月10日)
鹿沼市入粟野667
リーバス入粟野上五月線「尾ざく山神社」下車、徒歩1分
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賀蘇山神社
賀蘇山神社の大杉は「神代杉」とも呼ばれ、明治43年(1910)まで立木の姿で現存していました。当時は目通り14.8m・樹高70m・樹齢1800年といわれ、林学博士本多静六(1866-1952)の調査では、日本最古と判定されていました。
しかし、明治43年5月24日の落雷によって幹の直径1mのところで折れ、火災を起こしました。その際、中が空洞であったため煙突から火を噴くような状況となり、消防組も手の施しようがなかったといわれています。
その後大杉は、大正6年(1917)に再度猛火に包まれ、鎮火後、地上2.5mから伐採されましたが、切株となった現在も御神木として人々の崇敬を受けています。編集