本年度施行された「生活困窮者自立支援法」を踏まえ、生活に困窮された方に食を提供する「フードバンクかぬま」が鹿沼市社会福祉協議会により11月1日からスタートします。
現在の日本では、低賃金等により食べ物の確保も困難な方が増加している一方で、賞味・消費期限が残っているにも関わらず捨てられてしまう食品が年間500~800トンあると言われています。
そうした食品を皆さんから寄付していただき、困っている方へ無償で提供する仕組みが「フードバンク」です。また、食を提供するだけでなく、その世帯の状況を把握し、関係機関との連携によるセーフティネットを作る運動を推進します。
食品の回収は、当面、イベント会場等に設置した回収箱をご利用いただくことになりますが、市内企業から直接提供いただけるよう、徐々に事業の充実・強化に努めるとしています。
皆さんのご協力なくしては成り立たない事業ですので、ご理解、ご協力、よろしくお願いいたします。
鹿沼市社会福祉協議会/0289-65-5191