入札参加資格審査において建設業者の格付評価を行うにあたり、新たに「保護観察対象者の雇用」等を点数加算対象項目に加えることといたしました。
現在、建設業者の格付評価は、会社の経営状況をもとに算定する客観点数と、鹿沼市独自の方式により算定する主観点数の合計を基本点数とし、そこに特定の項目に対する加算を行い、最終点数を算定しております。
これまでの加算対象項目は「消防団への協力」「消防団員の雇用」等でありましたが、平成27、28年度分から、新たに「鹿沼保護区協力事業主会加入企業」と「保護観察対象者の雇用」及び、「障がい者の雇用」の3項目を加えるものであります。このうち保護観察に関する2項目を加えることは、県内では初めての取り組みであります。
これにより保護観察対象者の再犯防止と社会復帰を支援するとともに、企業の社会貢献を促進し、併せて、業界の雇用確保を期待するものであります。
(担当課:契約検査課/0289-63-2278)