井戸湿原の生態系の維持・回復を図るため、鹿沼南高校学生ボランティアの皆さんのご協力をいただき、外来植物除去のローラー作戦を実施いたします。
井戸湿原は前日光県立自然公園の中でも特別地域に指定された自然の宝庫であり、毎年多くの観光客で賑わう本市の重要な観光資源であります。
この自然豊かな景観を保護するため、関係する地域団体で組織された「横根高原保全・活用協議会」が、国・県・市からの支援を受け、井戸湿原生態系維持回復事業に取り組むこととなりました。
協議会では「野生鳥獣管理」「外来植物の除去」「湿生植物の生育環境の維持回復」「利用者等への普及啓発」、以上の4つを目標として各種事業を推進することになっておりますが、この度、鹿沼南高校のご協力がいただけることになりました。
鹿沼南高校の環境学科、食料生産学科の1、2年生を中心とする約160名の皆さんには学生ボランティアとして、湿原に繁茂したカラマツの幼木やハルジオン等の外来植物を除去するためのローラー作戦を7月7日に実施していただく予定です。
鹿沼南高校学生ボランティアの皆さんの参加を機会に、参加者の輪が大きく広がるとともに、若い世代の皆さんの力で、本市の貴重な財産が将来に渡って保全されることを心から願っております。
(担当課:観光交流課/0289-63-2303)