鹿沼の秋の風物詩「鹿沼ぶっつけ秋祭り」を、10月11日の土曜日、12日の日曜日の2日間、開催いたします。
今年繰り出される彫刻屋台は24台。「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されている「彫刻屋台の繰り込み、繰り出し」、彫刻屋台が勢ぞろいする「屋台揃い曳き」、各交差点などで行われるお囃子の競演「ぶっつけ」など見どころも多く、目の肥えた観光客の方々にも喜んでいただける祭りとなるよう、「鹿沼ぶっつけ秋祭り実行委員会」や「鹿沼いまみや付け祭り保存会」など関係者の皆さんが、着々と準備を進めています。
特に「屋台揃い曳き」では、古峯原宮通りだけではなく、24台の彫刻屋台が四つのグループに分かれ、4カ所の交差点からそれぞれスタートし、8の字を描いて古峯原宮通りに集合するコースといたしました。路上で屋台がすれ違う様子や、「きりん」と呼ばれる各交差点での方向転換など、これまでより観覧ポイントも増えています。
そのほかのイベントも、飲食の提供や物産販売を行う「おもてなし広場」の開設や「スタンプラリー」の実施、「奈佐原文楽」の上演など盛りだくさんであり、「有料観覧席」や花木センター駐車場からの「無料シャトルバス」などのおもてなしも多数ご用意しています。
また、「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」を含めた全国32件の国指定重要無形民俗文化財の祭りが、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産へ提案されました。今後、鹿沼市が世界規模で注目されることを楽しみにしています。
本年も「鹿沼ぶっつけ秋祭り」へ、多くの皆さんのお越しをお待ちしております。
(担当課:観光交流課/0289-63-2303)