市民文化センター開館30周年記念事業として、古の写真展を開催いたします。
「古の写真を訪ねて~幕末維新の志士と懐かしの郷土の姿~」と題し、同センターを会場として、12月6日~23日までの18日間となります。
写真展では、幕末から明治維新にかけて撮影された、勝海舟ら維新の志士たちや、幕末の遣欧使節団の姿など貴重な写真約50点、明治初期の日光の風景写真約20点が展示されます。
写真は一般財団法人「日本カメラ財団」が所蔵する大変貴重なもので、幕末維新の時期は、日本に初めてカメラが入ってきた時期、いわゆる黎明期であることから、写真そのものが非常に珍しかった時代のものとなります。
また、今回は、鹿沼市が市史編さん事業の中で調査・収集した、明治から昭和にかけての鹿沼の写真72点も展示いたします。
いずれも懐かしい郷土の姿や、鹿沼の歴史を物語る貴重な写真となっておりますので、この機会に、日本と郷土の歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
開催初日の12月6日には、記念行事として日本カメラ財団常任理事の谷野啓氏による、カメラおよび古写真の鑑定会を開催いたします。谷野氏は鹿沼市出身で、テレビ「なんでも鑑定団」の鑑定士として活躍されております。
郷土の歴史に思いを馳せながら、楽しい一時をお過ごしいただければと思います。
(担当課:文化課/0289-65-6741)