住宅新築助成制度が始まります(2017.3)

市民への良質な鹿沼産木材、特に森林認証材の認知度アップを図り、需要拡大と本市の林業・木材産業の活性化を目的として、平成29年度から新築木造住宅への助成制度を開始します。
要件としましては、平成29年4月以降、自分が居住するために鹿沼産木材を10立方メートル以上使用し、市内に新築する木造軸組住宅で、使用している木材の60パーセント以上が鹿沼産木材である住宅が対象となります。
助成内容は、一律20万円を基本とし、さらにその木材が、“鹿沼産森林認証材”の場合には、使用する量に応じて20万円まで加算され、最大で40万円の助成を受けることができます。
助成は、鹿沼商工会議所又は、粟野商工会が発行している商品券での交付となり、助成額の2分の1は新築住宅の所在地の商品券で、残りの2分の1は希望する地区の商品券を選ぶことができます。
なお、助成制度を利用する場合は、着工前に申請が必要になります。
また、この助成は市の単独予算で実施するため、栃木県の「とちぎ材の家づくり支援事業」補助金と重複して助成を受けることができます。
本市に家を建てる際には、この助成制度を利用いただくことにより最初に申し上げた目的の他にも商工会議所等の商品券により助成を行いますので、地域経済への貢献、また、本市への定住促進等の効果が期待されます。市民が「地元の鹿沼産木材を使ってよかった、知り合いにもすすめたい」と言ってもらえるような制度にしていきたいと考えております。
鹿沼市から「森林認証材を中心とした攻めの林業」を発信してまいります。