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設計業者を特定! 新庁舎は次の段階へ (2018.1臨時)

設計業者を特定!新庁舎は次の段階へ

このたび鹿沼市では、新庁舎整備の具現化のため、「基本設計業務委託 公募型プロポーザル」を実施し、設計業者を特定いたしました。
現庁舎は、耐震性の不足、建物・設備の老朽化、防災対策等の課題を 抱えているため、新たな庁舎には、「新庁舎整備基本計画」「オフィス環境等調査結果」を踏まえ、災害に強く、効率的な行政運営が行える 「安心・安全で市民が利用しやすい庁舎」とすることが望まれておりました。
今回の公募型プロポーザルは、新庁舎基本設計にあたり、高度な技術力と庁舎等の設計について豊富な経験等を求めるとともに、総事業費「60億円以内」を堅持しつつも鹿沼らしい新庁舎とするため、広く企画提案を募集し、優れた提案者を特定することを目的に実施いたしました。
本プロポーザルに参加され、貴重な時間と労力を費やし、真摯にご尽力していただきました関係各位に対しまして、心より感謝を申し上げます。
プロポーザルでは、三橋伸夫宇都宮大学名誉教授を委員長とし、厳正な審査により最優秀者と特定された設計業者は、東京都墨田区に本社を置く「株式会社 佐藤総合計画」であります。
株式会社 佐藤総合計画は、官公庁施設の設計を得意とし、これまで 170件以上の庁舎設計実績を誇る設計会社であります。
最優秀とされた技術提案につきましては、総事業費「60億円以内」の実現のほか、現庁舎敷地にて現庁舎を利用しながらの建替え計画であることや今回の課題とした新館の再利用を前提とするなど、制約の大きい設計条件ながらも、「新庁舎整備基本計画」および「オフィス環境等調査結果」の内容を読み解き、斬新で柔軟な発想が随所に見られた完成度の高いものであります。
具体的には、鹿沼市内ですでに実績のある「燃えしろ設計による準耐火構造」とした木造議会棟をシンボリックに配置することや、新館の再利用において、将来の修繕維持費を考慮し、スケルトン状態から耐震改修をすることが提案されております。また、「経験を生かした独自提案」として、仮庁舎を不要としながらも、基本計画に示した工期30カ月を順守できる提案をステップごとに詳細に図示しながら、安全確保や騒音抑制、駐車場、ATM利用を踏まえた提案となっております。
今後は基本設計策定を進めてまいりますが、完了まで約8カ月のスケジュールになるものと考えております。
以前にも申し上げましたが、今回のプロポーザル審査は、「設計案」ではなく「設計者」を選ぶためのものであり、最優秀とされた技術提案内容が、そのまま設計案となるわけではありません。提案内容を「市民会議」や業務実施方針でも示された「ワークショップ」で議論し、市民の声を 十分に反映させるとともに、全館建替えとのトータルコストによる比較検討を行いながら、基本設計を策定してまいります。
また、市議会においても「新庁舎整備検討特別委員会」が設置され、 新庁舎について様々な議論が行われており、市民アンケート実施などの予定があるようですが、新庁舎整備事業については、今後も粛々とスケジュール通り作業を進めてまいります。
 

担当課・問い合わせ先

庁舎整備推進室/0289-63-2481


掲載日 平成30年1月19日 更新日 平成31年1月28日
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