高齢者運転免許自主返納支援事業から1年(2018.8)

昨年8月からスタートして1年が経過した「高齢者運転免許自主返納支援事業」の成果について報告します。
本事業は、昨今の深刻化する高齢ドライバーの交通事故の多発をきっかけとして、高齢ドライバーの事故防止を図るため、リーバス・予約バス無料乗車券の利用期間を、1年間から終身に拡大しました。
これにより、市内外から、大きな関心や反響が寄せられ、平成30年7月末集計の無料乗車券の年間交付件数は403件となり、前年の同期間と比較すると約3倍にあたります。
無料乗車券の交付平均年齢は79.3歳で、交付件数の多い地区は、鹿沼地区・菊沢地区・北押原地区でした。
また、事業拡大前の期限付き無料乗車券の交付を受けていた方たちも、既に184名が終身乗車券の再交付を済ませています。
申請に来られた方の反応といたしましては、「迷っていたが、終身無料になると聞き、返納することを決めた。」「通院等にバスを利用しているため、終身無料乗車券はとても助かる。」など大変好評です。
今後も、高齢者の交通事故防止や地域公共交通の利用促進を図るため、各種事業の推進を積極的に図ってまいります。