市域全体を博物館に見立てた「鹿沼まるごと博物館」に対し、興味と親しみを持ってもらい、博物館活動への市民参加を促すことを目的に、鹿沼まるごと博物館のシンボルマークを募集しました。
6月25日から8月31日までに、市内外から65作品の応募があり、鹿沼まるごと博物館運営協議会による選考の結果、カタカナの「カヌマ」の文字を組み合わせて輪郭を作り、見学者の「驚き」「感心する」など、さまざまな表情をユーモラスに表現した、宇都宮市在住の菊池雅美さんの作品をシンボルマークに決定しました。
他にも一般の方の作品から優秀作品2作品、中学生以下の作品からも優秀作品2作品を選出しました。
今後、採用作品は、まるごと博物館のシンボルとして、まるごと博物館を構成する施設や地域資源の看板に掲示するほか、関連事業で活用していきます。
また、まるごと博物館では、市が所蔵する鹿沼の古地図や古文書など貴重な資料をデジタル化し、市ホームページ上で公開するデジタルアーカイブを開始しました。
大正時代の鹿沼を描いた「鹿沼町実景」、広報かぬま10月号の表紙を飾った「鹿沼市全景」や、市制施行記念ポスター、郷土の偉人鈴木石橋の著作など8点が公開されています。公開資料は随時拡大してまいります。
鹿沼の魅力的な歴史や文化を今に伝える資料を多くの方にご覧いただくとともに、ご活用いただければ幸いです。
文化課/0289-62-1172