本市では、2012年から、鹿沼の魅力を伝える映画作品として、「鹿沼に行きたくなるショートフィルム」を製作しています。今回、昨年製作したショートフィルム「量子の夏」がアメリカ・ロサンゼルスで開催された「インディペンデント・ショーツ・アワード」でオフィシャル・セレクションに選ばれ、ビジュアル FX部門で銅賞、同映画祭のサイエンス・フィクション部門で佳作を受賞しました。
「量子の夏」は宇都宮市出身で東京都在住の近藤勇一監督による作品で、量子コンピュータ内に作られた仮想世界「カヌマ」最後の日を描いた17分30秒のサイエンス・フィクションです。すべてのロケが鹿沼市内で行われ、全般に渡って本市の美しい景色の中で物語が進んでいきます。
「鹿沼に行きたくなるショートフィルム」の作品が同映画祭にノミネートされたのは初めてであり、今回の受賞はまさに快挙です。
その他の映画祭にもノミネートされており、大変楽しみです。
「鹿沼に行きたくなるショートフィルム」の作品は、過去にはDVDとして商品化され販売されるなど、本市の知名度向上に大きな役割を果たしています。
今後も、各種の映画祭への出展や受賞をきっかけに、本市のイメージや魅力が世界に発信されることを大いに期待しています。
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