第3次鹿沼市環境基本計画
第3次鹿沼市環境基本計画(平成24年度から平成28年度)
計画について
環境基本計画は、「鹿沼市総合計画」を環境の保全面から具体化するための、環境に関する最上位の計画です。社会情勢や地球温暖化問題の深刻化への対応はもとより、目標の達成や取り組みに対する問題点の抽出・改善を行い、新たな時代における魅力ある"かぬま"を創造するために、第3次環境基本計画を策定しました。
基本理念
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次世代への継承
市民の環境問題に対する意識の高揚を図り、健康で安全かつ文化的な生活を営むことのできる恵み豊かな環境を確保しながら、これを将来の世代に継承します。
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自然との共生
恵み豊かな自然環境と潤いや安らぎのある社会環境を確保し、これらと市民が共生できる生活環境を形成します。
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持続的な発展
環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な循環型社会を構築します。
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地球環境の保全
地球環境の保全を自らの課題として認識し、市民生活や経済活動等のあらゆる活動において環境負荷の低減を積極的に推進します。
基本的な方針
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環境問題の意識を高める
市民や事業者に対して環境保全活動や環境学習、環境情報の提供を積極的に推進して、環境問題の意識を高めながら、きれいなまちづくりを推進します。
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自然との共生を目指す
本市の美しい自然は、市民ばかりでなく、すべての人々にとって大切なものです。自然との共生を基本としながら、身近な自然とのふれあいの場を創出するなどその保全と活用、自然との調和を目指した産業の展開を図ります。
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美しい水と緑の自然を継承する
森林や河川は、私たちに潤いや安らぎの場、生活の場を提供しています。本市の特性であり、私たちの生活に密着したこの美しい水と緑の自然を継承します。
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環境への負荷を減らす
市民・事業者のそれぞれが主体的に環境に及ぼす影響を管理し、環境への配慮した行動をすることによって、環境への負荷の少ない持続可能な発展を目指します。また、地球温暖化対策への取り組みを進展させるとともに、省資源・省エネルギー対策と自然エネルギーの利活用を進めます。
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循環型社会への転換をめざす
資源の有限性を踏まえ、3R原則により廃棄物の減量化、再資源化を推進するとともに、省資源化を促進し、循環型社会の構築に向けて取り組みを進めます。