水源地域振興拠点施設の指定管理者を株式会社スノーピークに決定しました
水源地域振興拠点施設の指定管理者を株式会社スノーピークに決定
<水源地域振興拠点施設建設地>
鹿沼市は、上南摩町に整備中の水源地域振興拠点施設について、
株式会社スノーピーク(代表取締役社長:山井太)が指定管理者に決定しましたので、
お知らせいたします。
水源地域振興拠点施設とは
整備場所:鹿沼市上南摩町
施設内容:温浴施設(温泉)、飲食施設、物販施設、農産加工所、キャンプ場等
開業予定:令和6(2024)年春
<温浴施設イメージ>
<キャンプイメージ>
鹿沼市上南摩町は、市西北部地域にある中山間地域です。
周囲には、農村風景や山林が広がり、静かな里山の雰囲気が残ります。
このような環境の中、本施設は、西北部地域の振興拠点となるよう、
温泉、飲食施設、農産加工所、キャンプ場等の整備を進めていきます。
一方、本施設は思川開発事業(南摩ダム)に関連して作られる施設でもあります。
ダム事業の経緯や、水没地域の方々が協力された歴史についても、
市内外から訪れる方に広く発信していく役割を担っていきます。
経緯
鹿沼市上南摩町では、独立行政法人水資源機構により、
思川開発事業(南摩ダム)の建設が進められています。(令和6年度完成予定)
水源地域振興拠点施設は、ダム事業による生活環境への影響緩和※を図るために計画され、
鹿沼市西北部地域の振興拠点となること等を目的として事業を進めています。
※南摩ダムに関連して、上南摩町では80世帯が住居の移転に協力されました。
管理運営
指定管理者が管理運営する主な施設は、キャンプ場、温浴施設、物販施設等です。
なお、飲食施設と農産加工所は、それぞれ地域住民を中心とした組織により管理運営します。
指定管理者制度について
指定管理者制度とは、市の公共施設の管理を、市の指定を受けた民間団体(指定管理者)が
行う制度で、多様化するニーズに対応するため、民間のノウハウの活用による公共施設の
効率的な管理運営及び市民サービスの向上を目的とするものです。
スノーピークについて
スノーピークは、アウトドア製品の製造・販売を行う日本を代表するアウトドアメーカーです。
全国に約80万人の会員を有し、全国9拠点でキャンプ場の管理運営も行っています。(2023年12月時点)
【参考】スノーピークのニュースリリース
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20210531-3/
今後について
指定管理者に決定したスノーピークからは、地域住民・市民・観光客にとっての総合的な交流施設を
基本方針としつつ、「人と自然、人と人を繋ぐ」ことをコンセプトとした提案をされました。
多様化するニーズへの対応、持続可能な社会を実現する環境への配慮等についても、
管理・運営を通して取り組み、幅広い人に利用してもらえる施設を目指します。
また、地域住民によるそば祭りや、スノーピーク主催による数千人規模のイベントを地域と一体と
なり開催する予定です。
鹿沼市としても、地域住民の皆様のご協力のもと、
市内外からたくさんの人々が訪れ、鹿沼市の魅力を高める施設となるよう、
地域とスノーピークと連携して事業を進めてまいります。
今後の進捗にご期待ください。