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川上澄生の多様な「刷り」に注目した展覧会(2024.1)

川上澄生は、様々な素材や技法を用いて複数の印象を引き出す刷りの実験を行い、その化学反応を楽しんでいます。

和紙はもちろん洋紙、艶紙、布、革、経木、さらに絵の具が浸透しないアルミ箔にまで「刷れるものにはなんにでも刷る」澄生の試みは、独自の創作世界を展開しました。

今回は、その「刷り」の技法に注目し、表現の探究者としての川上澄生にスポットを当てた展覧会で110日から4月7日まで開催します。

会期中、刷り台を配置した木版の作業場を企画展示室に設営し、バレン、刷毛などの道具類を紹介するとともに、1月20日には、木版画家でもある齋藤館長が刷りの実演を行いながら作品解説をする「館長と楽しむ作品鑑賞会」、3月17日には木版刷りの体験イベントをご用意しました。

さらに関連イベントとして217日には、白鷗大学教育科学研究所が主催する講演会を行い、伝統木版画の摺師の岡田拓也さんをお招きし、葛飾北斎「神奈川沖浪裏」の刷りを実演していただきながら、澄生の作品に息づく伝統木版の表現技法との関連について解説していただきます。

子どもから大人まで参加して楽しめる展覧会です。どうぞ皆様、ご来館ください。

担当課・問い合わせ先

川上澄生美術館/0289-62-8272

 


掲載日 令和5年4月28日 更新日 令和6年1月5日
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