腸管出血性大腸菌感染症は、夏季に流行する傾向のある感染症ですが、近年は夏季以外の季節にも感染が報告されています。下記の点に注意し、予防しましょう。
また、症状があるときは、早期に医療機関を受診してください。
感染源は患者の糞便、汚染された食品、水などです。
主な症状は、下痢、発熱、腹痛、血便などですが、尿毒症や意識障がい等の重篤な症状となることもあります。乳幼児、高齢者など免疫の低下している人は特に注意が必要です。
トイレの後や、調理・食事の前には必ずせっけんで手を洗ってください。
牛肉や鶏肉の刺身など、食肉を生で食べることは控え、内部まで十分に加熱(中心温度が75℃、1分以上)して食べるようにしてください。
生肉を焼くためのトングや箸と食べる箸は別にしてください。調理の際の包丁、まな板や食器などの調理器具は、清潔に取り扱ってください。
県西健康福祉センター(保健所)
電話 0289-64-3125