医王寺大師堂
(いおうじだいしどう)
江戸時代
貞享3年(1686)
入母屋造
栃木県指定有形文化財(建造物)
指定年月日:昭和48年1月12日
鹿沼市北半田1250
東高野山医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分
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宗教法人医王寺
医王寺大師堂は、唐門の西に東面して建つ入母屋造(いりもやづくり)妻入りの建物で、正面に一間の向拝がついています。外観は、金堂や唐門と同様 、茅葺の屋根をのせますが、正面に入母屋の妻に木連格子の妻飾りがあることで変化を持たせています。内部には、弘法大師を祀(まつ)る厨子(ずし)を安置し、正・側面の舞良戸(まいらど)の内側に大らかな松・桜の大樹が描かれ、天井は格天井(ごうてんじょう)に花鳥を描くなど、さまざまな彩色が施された優美荘重な建造物です。 棟札から貞享(じょうきょう)3年(1686)の造営としれ、厨子については明暦(めいれき)3年(1657)の制作 とされています。