福田家住宅店棚及び主屋
(ふくだけじゅうたくみせだなおよびおもや)
江戸末期、明治中期、大正前期増築(昭和前期改修)
木造二階一部平屋建、瓦葺、建築面積221平方メートル
国登録有形文化財(建造物)
登録年月日:平成23年7月25日
鹿沼市上材木町1827
個人蔵
旧鹿沼宿にあって、旧例幣使街道に西面する。間口9.6m(5間半)の木造二階建、切妻造の店棚と、東背面に続く木造平屋建、寄棟造の主屋からなっています。
正面に土間の深い銅板葺下屋を付け、その上部に格子窓を広く構え、一、二階ともに連なる格子戸が当時をしのばせる落ち着きのある商家の佇まいを作っています。
佐渡屋を屋号として、近世から麻・肥料商や質屋を経営した大店の市内を代表する商家建築であり、国土の歴史的景観に寄与するものとして登録されました。