般若心経版木
(はんにゃしんぎょうはんぎ)
室町時代
縦23.3cm・横72.5cm・厚さ2.7cm、桜材
銘 應永廿七年(1420)醫王寺妙等 一枚
栃木県指定有形文化財(書跡)
指定年月日:昭和51年1月20日
鹿沼市北半田1250
東高野山医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分
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宗教法人医王寺
版木は、全面の左約半分弱に1行17文字 、18行にわたって般若心経の経文が刻まれ、残り右半分には仏像と大きな字で医王寺と彫られています。医王の二字と寺の間に宝珠をのせた台型の絵があり、寺の字の下にも同様の絵が彫られています。
版木の裏面には、南無阿弥陀仏の6文字ならびに空海之書と彫られています。
室町時代初期の制作で、数が少なく、仏教史・印刷史における資料として貴重なものです。