附法状(ふほうじょう)
安土桃山時代:天正17年(1589)
鹿沼市指定有形文化財(歴史資料)
指定年月日:平成3年5月8日
鹿沼市北半田1250
東高野山医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分
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宗教法人医王寺
医王寺には数々の古文書が保存されていますが、その中には粟野地域で最も古い古文書である附法状 も含まれています。附法状とは、教法の伝承を師匠から弟子に授けて、後世に伝えさせる書状ですが、これは天正17年(1589)に 真言宗智山派智積院第一世の玄宥僧正(げんゆうそうじょう) が、医王寺の増辯僧都(ぞうべんそうず)にあたえたものです。
玄宥僧正は、吹上村(栃木市)出身の名僧といわれる人物で、さすがに見事な筆跡です。