懸仏(かけぼとけ)
戦国時代、永正12年(1515)
鹿沼市指定有形文化財(歴史資料) 指定年月日:平成10年2月27日
鹿沼市下粕尾621
天満星宮神社
下粕尾松崎の天満星宮神社に伝わる懸仏は、円形の薄銅板に魚々点(ななこ)で金銅三尊像を表現したもので、1面には、永正12年(1515)に願主永海が333文を収めて、御正体を星宮本地仏の虚空蔵菩薩に奉納したとの墨書銘があります。 以上の点から実際の制作年代は、永正12年より、若干古い頃の作と推定されています。