生子神社の泣き相撲
(いきこじんじゃのなきずもう)
明治時代
樅山町1167
東武樅山駅から1キロメートル
JR鹿沼駅・東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」から口粟野行きバス「生子神社入口」下車、徒歩9分
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生子神社氏子
生子神社境内の土俵にて、毎年9月19日以降の最初の日曜日に行われます。1歳から2歳くらいの着衣のままの幼児2人を、力士に扮した地区の氏子がそれぞれ抱き上げて「ヨイショ、ヨイショ」と掛け声をかけ、先に泣いた方を勝ちとする相撲です。これは「泣く子は育つ」という縁起をかついだ習俗が奉納相撲に取り入れられたもので、全国的にもわずかに その例が見られる貴重な行事です。奉納絵馬などから、江戸時代末期には子どもの成育を願って子ども相撲が行われていたことがわかり、泣き相撲はこれから発生したものであることは明らかですが、その時期などははっきりしていません。
※開催日程および参加希望については鹿沼市観光物産協会(0289‐60-6070)へお問い合わせください。