本市西北部地域に位置する下沢・引田地区では、地域住民で組織する「ふれあいみどりの村」において、友好都市である足立区の皆さんを受け入れての農業農村体験事業を新たにスタートさせることになりました。
「ふれあいみどりの村」では、平成18年から、下沢・引田農村公園付近の田んぼなどを活用し、都市と農村との交流事業である「田んぼのオーナー事業」を実施しております。
この事業は5月の田植え体験、9月の稲刈り体験を中心に、自然観察会、収穫祭などを行うもので、参加者には自分たちで収穫したお米をプレゼントするなど、鹿沼の農産物のおいしさも紹介しております。毎年、市内外から約20組、40人程度の皆さんが参加されており、地域主体の活性化事業として注目されております。
過日、足立区から、平成27年度の新規事業として、友好自治体と連携して実施する「環境ツアー企画事業」の相談を受けたことを機会に、「ふれあいみどりの村」で今回の受け入れ事業を実施していただくこととなりました。
本事業は、環境意識の向上や友好自治体との一層の交流促進を期待する「足立区」と、都市住民との交流により地域のイメージアップを推進する「ふれあいみどりの村」が共同して実施するものであり、今後の西北部地域活性化のモデル事業となることを期待しております。
(担当課:農政課/0289-63-2191)