川上澄生美術館では、10月3日から特別企画展「川西 英(ひで)と川上澄生 -ふたりが愛した異国情緒-」を開催します。
川西 英と川上澄生は、共に異国情緒をテーマとし、関東と関西を代表する版画家です。
川西 英は、神戸に生まれ育ち、生涯を神戸で過ごしました。大正から昭和にかけて神戸の版画界をリードし、鮮やかな色彩による親しみやすい作風で、サーカスやオペラ、神戸の風景を好んで描いています。
特別企画展では、神戸市立博物館のご協力をいただき、川西 英の代表作37点を川上澄生の代表作41点とともに展示します。
会期中の11月15日には、神戸ゆかりの美術館学芸員の金井(かない)紀子(のりこ)氏による記念講演会「川西 英の人と作品」も予定しております。
川西 英の作品を今回のように大規模に取り上げ、まとまった形でご覧いただけるのは関東でも初めてとなりますので、このチャンスを逃がすことなく、二人の作品をお楽しみください。
川上澄生美術館/0289-62-8272