(令和7年8月号1/2)「点検が義務化」と言われても安易に契約しない!
「太陽光パネルの点検が義務化された」と言われても安易に契約しない!
事例
突然、事業者から固定電話に電話がかかってきて「太陽光パネルの点検が法律で義務化されたので、太陽光設備を無料で点検する。パネルによる火災事故が起こっている」などと説明された。
後日、事業者がやってきてドローンを飛ばして点検した。事業者に「パネルをサーモスタットで確認したところ赤くなっているので、今後、太陽光パネルを長期使用するためには洗浄とコーティングが必要」と言われ、言われるがまま約40万円の契約をした。ネットで調べた娘から「だまされているので解約するように」と言われた。事業者の説明が虚偽ならば解約したい。
アドバイス
- 事業者から「点検が義務化された」などと言われても安易に契約せず、まずは点検の要否を確認しましょう。定期的な点検は重要なことですが、設置業者・販売店・工務店・メーカーなどに問い合わせてみましょう。
- 契約する場合はその場で契約せずに、複数社から見積もりを取り、いつ何を点検するのか、費用はいくらか等をよく確認しましょう。
- 特定商取引法上の訪問販売や電話勧誘販売に該当する場合には、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフが出来ます。
- その他、太陽光発電システムの点検をきっかけに屋根工事など別契約を迫られるケースもあるので、注意しましょう。
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掲載日 令和7年7月31日
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