放課後子ども教室「学びステーション鹿沼」
▲学びステーション鹿沼のスタッフの皆さん
今回は、放課後子ども教室の「学びステーション鹿沼」さんに取材させていただきました!
この教室は、子どもたちが、ものづくりなどの「体験」や「仲間づくり」をする場所として運営されています。
千渡自治会館で毎週土曜日の10時から14時までを活動時間としており、午前中は生涯学習体験、午後は外遊びなどの自由時間といった活動の流れになっています。
鹿沼市内の小学生なら誰でも参加できる、子どもたちの笑顔と子どもたちへの愛情があふれる優しい場所です。
温かいスタッフのみなさんに囲まれながら素敵な取材ができました。
学びステーション鹿沼の代表をされているのが斎藤陽子さんです。子どもたちの間では「まなびー」と呼ばれ親しまれています。
生涯学習コーディネーターやレクリエーションインストラクターなど、その他にも多岐にわたった分野で活躍されています。
斎藤さんは、教育委員会を退職された後、自分の経験を地域に生かしていきたいと考え、平成15年に学びステーション鹿沼を設立されました。
子どもたちにはいろいろな体験をしてほしいという斎藤さん。
学びステーション鹿沼は、子どもたちが家や学校でできないことを体験できる場所でありたいそうです。
また、金づちやノコギリを使ったり、料理をしたりなど、さまざまなものづくりを通して、子どもたちにはこれから役に立つようなことを学んでほしいと願っていらっしゃいます。ここでの体験がきっかけづくりとなり、家庭や生活で生かしていってくれたら嬉しいとおっしゃっていました。
また、それだけでなく、地域の大人やボランティアの先生方と子どもたちを繋げられる機会をつくることも目的にあるそうです。
(Q)やりがいを感じるときはどのようなときですか?
(A)やはり、子どもたちができなかったことができるようになった瞬間ですね。
目標を達成できたときは良かったなあと思います。
(Q)一方で、難しいと感じることはありますか?
(A)コロナ禍で、以前よりも自由なふれあいができないことですね。
お互いにスキンシップが思うように取れないことにもどかしさを覚えますが、安心・安全に活動していかなければなりません。
私が取材に伺った日は、「絵手紙」体験の日でした。
子どもたちは自分の好きな野菜や果物を選び、練習をしてから本番へ。
最初は難しいと苦戦していた子どもたちでしたが…やはり小学生の感性や発想は素晴らしいですね!素敵な作品がたくさんできあがりました!
エネルギッシュに描かれているものや、忠実に再現されているもの、一人ひとりの個性がはっきり見てわかりました。
そして、なにより家族へのメッセージに感動(T ^ T)中には楽しかったというかわいらしい感想もありました。
お昼を食べたら午後は自由時間です。
外で元気に駆けずり回る子どもたちや室内で遊ぶ子どもたちもいます。
子どもたちに「学びステーション楽しい?」と聞いたら皆笑顔でうなずいていました(≧∇≦)
ものづくり体験や自由時間など、学びステーション鹿沼での活動を通して子どもたちは絆を互いに深めていることを身をもって感じました。
学校を超えて友達を作ることができるのは、本当に素晴らしいことであり貴重な機会だと思います。
そしてなにより、温かいスタッフの皆さん。
ものづくりや遊びの時間の中では、時に、子どもたちは困難な場面にも出くわすでしょう。
しかし、子どもたちを愛情たっぷりに支えてくれるスタッフの皆さんがいるからこそ、たくさんの子どもたちが楽しく学びステーション鹿沼に通い続けているのだと感じました。
学びステーション鹿沼はスケジュールがしっかり組まれているため、やりたいことが体験できる日を選んでいつでも参加ができるそうです。
そして、体験を通して学校以外の友達もでき、ここでしかできない楽しいこともたくさん体験できます。
そんな素敵な場所がより多くの方々に伝わりますように(o^^o)♪
ライター HANA