地域の絆深まる10周年 南摩フェスティバル 住民総出で盛大に開催
みなさまこんにちは、鹿沼市魅力発信特派員のt.hirotaです!
師走の澄んだ空の下、鹿沼市南摩地区で毎年恒例の「南摩フェスティバル」が開催されました。
今回で10回目の節目を迎えた本フェスティバルには、地区住民の皆さま、南摩中学校の生徒の皆さま、お囃子保存会、地元の飲食店、そして多くの出店者が一丸となって参加し、お祭りの成功に向けて準備を進めてまいりました。
今回のフェスティバルは、なんま夏祭りより前の7月から準備が始まりました。
最初の打ち合わせでは前回のイベントの振り返りから始まり、良かったところ、悪かったところを活かして、さらにいいイベントにするための計画から始まりました。
実行委員会は毎月1回のペースで打ち合わせを重ね、細部にわたる計画を練り上げていきました。
模擬店出店者、ステージイベントの出演者は地域の方を中心に募り、地域にゆかりのある方々が集まりました。
【出店一覧】
青木笑店
たてやま焼店
なんまん本舗
ふれあい農園・廣田屋
フェスグルメ班
耕作放棄の会
南摩地区老人クラブ連絡協議会
南摩中学校
なんまんの森
イーミッシュ
drive-in NANMA
【ステージイベント】
下南摩町お囃子保存会
I AM
よさこいなんま「今が青春」&南老連
南摩中学校
アトモスフィア
小又由香
橘莉子
抽選会の景品やポケットティッシュの準備は、南摩フェスティバル実行委員会と「なんまん本舗」が中心となって行いました。
開催前日には、早朝の寒さが厳しい中、地域の住民が一丸となって会場づくりに取り組みました。
当日はとても冷え込んだ日でしたが、雲一つない快晴で時間がたつにつれ過ごしやすい環境でのイベントとなりました。
ステージイベントは下南摩町お囃子保存会さまの演奏から開始。
大きな太鼓の音で体にスイッチが入りました。
開会後、I AMさまのステージイベントから会場はあったまり、よさこいなんま「今が青春」&南老連さまが会場をひとまとめにしてくれました。
その後、南摩中学校の生徒の皆さま、アトモスフィアさま、小又由香さま、橘莉子さまによるステージイベントは大いに盛り上がりました。
しかし、この時間帯から来場者が多くなり、模擬店で参加していた私はゆっくりとステージを観覧できる状況ではなくなってしまいました。
それでも、会場からは多くの手拍子や歓声が上がっており、各ステージの熱気は十分に伝わってきました。
私は当日、なんまん本舗の模擬店で参加していました。
お昼時になると多くの来場者の方々にお越しいただき、各模擬店には長い行列ができていました。
なんまん本舗は、鹿沼の秋まつりや上南摩そば祭りにも出店しており、これまでのイベントでは来場者が集中すると商品の提供に時間がかかってしまうという課題がありました。
そこで今回は予約制度を導入し、多くの方に事前予約をいただくことで、完成までの時間を有効に使ってフェスティバルをゆっくり楽しんでいただけるよう工夫しました。
それでも混雑時には30分待ちになるほどの賑わいを見せていました。
他の模擬店も多くの来場者の行列でイベント終了時には売り切れとなっている店舗が続出していました。
イベントの最後は大抽選会、多くの方が抽選券を片手に自分の番号が呼ばれるのを楽しみに待っていました。
10周年の記念すべき節目を、地域住民の笑顔と温かな交流で彩った今回の南摩フェスティバル。
イベント後は、南摩フェスティバル実行委員から今回のイベントの振り返りの意見を集め、次回12月のイベントの更なる発展につながる材料となりそうです。
今回イベントに来られた方も来られなかった方も、ぜひとも令和7年のイベントを楽しみにお待ちください。
8月には「なんま夏祭り」、11月には「上南摩そば祭り」、12月には「南摩フェスティバル」と南摩地区のイベントにぜひお越しください。
ライターt.hirota