水源地域振興拠点施設の整備について
水源地域振興拠点施設の整備について
<建設予定地の様子>
鹿沼市では、上南摩町に水源地域振興拠点施設の整備を進めています。
このページでは、整備の目的や進捗状況、お知らせ等のリンクを掲載しています。
お知らせ
●【New】鹿沼ぶらりキャンプの様子がスノーピークのホームページに掲載されました。前編(鹿沼市ホームページから移動します)&後編(鹿沼市ホームページから移動します)(更新日 令和4年2月1日)
●指定管理範囲の指定管理予定者を株式会社スノーピークに決定しました。(発表日 令和3年6月4日)
水源地域振興拠点施設とは
整備場所:鹿沼市上南摩町
施設内容:温浴施設(温泉)、飲食施設、物販施設、農産加工所、キャンプ場等
開業予定:令和6(2024)年春
<施設イメージ>
<温浴施設イメージ>
<キャンプイメージ>
鹿沼市上南摩町は、市西北部地域にある中山間地域です。
周囲には、農村風景や山林が広がり、静かな里山の雰囲気が残ります。
このような環境の中、本施設は、西北部地域の振興拠点となるよう、
温泉、飲食施設、農産加工所、キャンプ場等の整備を進めていきます。
一方、本施設は思川開発事業(南摩ダム)に関連して作られる施設でもあります。
ダム事業の経緯や、水没地域の方々が協力された歴史についても、
市内外から訪れる方に広く発信していく役割を担っていきます。
経緯
鹿沼市上南摩町では、独立行政法人水資源機構により、
思川開発事業(南摩ダム)の建設が進められています。(令和6年度完成予定)
水源地域振興拠点施設は、ダム事業による生活環境への影響緩和※を図るために計画され、
鹿沼市西北部地域の振興拠点となること等を目的として事業を進めています。
※南摩ダムに関連して、上南摩町では80世帯が住居の移転に協力されました。
管理運営
指定管理予定者が管理運営する主な施設は、キャンプ場、温浴施設、物販施設等です。
なお、飲食施設と農産加工所は、それぞれ地域住民を中心とした組織により管理運営します。
これまでの経過と今後の予定
令和元年度基本計画の策定(完了)
令和2年度基本設計(完了)
令和3年度実施設計(完了)
令和3年度指定管理予定者の決定
令和4~6年度建設工事(実施中)
令和6年度開業(予定)
指定管理予定者について
指定管理予定者とは、将来、指定管理者として施設の管理運営をする者です。
従来の施設整備は、設計が終わり、施設の完成直前に指定管理者を募集していましたが、
本事業では、設計段階から民間事業者のノウハウを取り入れるために、
令和3(2021)年1月に公募型プロポーザル※1により指定管理予定者を募集しました。
その結果、5者から応募があり、提案内容について選定委員会で審査した結果、
「株式会社スノーピーク」(以下、「スノーピーク」と表記)が選定されました。
施設設計に指定管理予定者の意見が得られることで、より魅力的な施設となることが期待されます。
※1公募型プロポーザル:事業へ取り組む方法等の提案を募集し、提案内容や業務遂行能力を総合的に評価し事業者を選ぶ手法
スノーピークについて
株式会社スノーピークは、アウトドア製品の製造・販売を行う日本を代表するアウトドアメーカーです。
全国に約52万人の会員を有し、全国6拠点でキャンプ場の管理運営も行っています。(2020年12月時点)
本施設の指定管理を担うことで、市内外からの利用客が増えて地域経済の活性化が図られるとともに、
イベント等を通して、地域や市内事業社など多方面での連携が期待されます。
【参考】スノーピークのニュースリリース
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20210531-3/
今後について
指定管理予定者の公募型プロポーザルで、スノーピークからは、
地域住民・市民・観光客にとっての総合的な交流施設を基本方針としつつ、
「人と自然、人と人を繋ぐ」ことをコンセプトとした提案をされました。
多様化するニーズへの対応、持続可能な社会を実現する環境への配慮等についても、
設計・運営を通して取り組み、幅広い人に利用してもらえる施設を目指します。
また、地域住民によるそば祭りや、スノーピーク主催による数千人規模のイベント
を地域と一体となり開催する予定です。
鹿沼市としても、地域住民の皆様のご協力のもと、
市内外からたくさんの人々が訪れ、鹿沼市の魅力を高める施設となるよう、
地域とスノーピークと連携して事業を進めてまいります。
今後の進捗にご期待ください。