伝統工芸品
“ものづくりのまち鹿沼”で受け継がれてきた伝統工芸品
栃木県では、栃木県の風土と県民の生活の中ではぐくまれ、受け継がれてきた工芸品を「栃木県伝統工芸品」として指定しています。鹿沼市で指定されている伝統工芸品をご紹介します。
鹿沼組子
日光東照宮造営に際して全国から集まった腕利きの職人たちが鹿沼に移り住み、その技術を伝えたことで木工技術が発展した鹿沼。良質な木材資源にも恵まれ、建具づくりが盛んとなり、やがて美しさも重視した鹿沼組子へと発展していったと言われています。
釘や金具を一切使わず、小割にした材料を精巧に組み合わせて幾何学模様を作ります。麻の葉、胡麻、七宝など200種類以上の模様を組み合わせて生み出された、美しく複雑な幾何学模様に魅了されます。
令和6年には地域団体商標に登録され、鹿沼市の誇る地域ブランドとして国内外から高い評価を受けています。

問い合わせ先
鹿沼市茂呂2627-1
TEL:0289-62-8151
下野水車
下野水車は製材や線香づくりなどの動力として使われ、山間部の急流の中で発達しました。
心棒から八本の柱が伸び、その外周に円形の板がついており、ここが幕板と継板に分かれているのが特徴です。幕板には大きな水力がかかるため、継板で補強することで、より水の抵抗に耐えられるよう改良されてきました。実用性と美しさを兼ね備えた下野水車は、見る人を和ませ、風情を演出してくれます。

鹿沼総桐箪笥
桐は木材の中でも特に軽く、防湿性、耐火性に優れた素材。その桐を取っ手の金具以外のすべてに使い、職人の手で丁寧に仕上げられた総桐箪笥からは、気品と温もりが感じられます。
傷んでも修理・再生して新品のように蘇る総桐箪笥。「直して使い続ける」という日本のものづくりを体現しています。

問い合わせ先
染谷佳男(染谷タンス店)
鹿沼市下田町2-1403-11
TEL:0120-737-937
鹿沼箒
天保12年(1842年)に上殿の代官・荒井喜右衛門がホウキモロコシの種を持ち帰り植え付けたのが起源とされています。柄と箒の接合部分が蛤型に編み上げられているのが特徴で、使いやすさや丈夫さはもちろん、その美しさも評価されています。

問い合わせ先
増形早苗(きびがら工房)
TEL:0289-64-7572
鹿沼きびがら細工
鹿沼箒の職人技と素材から生まれたきびがら細工。箒づくりで出る箒草の茎(きびがら)を使って、十二支や鶴・亀などの縁起物を手編みで表現した郷土玩具です。素朴な温かみと一点ごとに異なる表情がたくさんの人に愛され続けています。

問い合わせ先
増形早苗(きびがら工房)
TEL:0289-64-7572
かぬま足袋
明治時代末期から受け継がれた道具と技で、一足一足丁寧に手縫いで仕立てられています。縫い上がった後は木槌で叩き生地をなじませることで、機械では出せないやわらかな履き心地を生み出します。
鹿沼秋祭りをはじめ、地域の祭礼を足元から支えています。

問い合わせ先
大和惠(大和屋足袋店)
鹿沼市仲町1703-6
TEL:0289-62-3801







